名古屋市内でレコーディングスタジオとしてだけでなくオーディオミキシングや録音についてもレッスンを行っている音楽教室の体験レッスンを受講してきました。ここ数年、パソコンの処理速度の向上にともない、音楽ソフトの進化も著しいです。オマケ程度についていると思っていたプラグインソフト(アプリ)が専用ソフト以上の精度だったり、自分が知らないうちに浦島タロー状態だということに気がつきました。
個人宅やプライベートスタジオによるレコーディング、いわゆる「宅録」が浸透し、時間や予算の制約があるプロの制作現場でも多重録音しない「バンド一発録り」とか、つまりマイクを多く使う場合、場所を占有するフルコンサートグランドピアノ、オーケストラなどの編成の大きな合奏などの録音以外は、最後のマスタリングやミックス(最終調整)のみをレコーディングスタジオのエンジニアに任せるというケースも非常に増えてきています。音楽制作のプロセスが時代とともに変わって行くのを感じますね。
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しかしながら、一人で様々なことをこなさなければならない分、勉強も必要であるし、機材の選定もシビアになってきます。個人では到底手の届かないような業界標準とされる高級なマイクと歴史は浅いが現場の口コミで評価が高いお手頃値段のマイクの性能や音の差についてなど、趣味趣向、こだわりが個性に繋がる分野でもありますが、予算と経費、作業量のバランスの落としどころも悩ましいところです。
近年では、ミキシングコンソールを全く使わずパソコンのキーボードのみでミックスを済ませるというプロのレコーディングエンジニアさんもいるという話など、今日の体験レッスンでは、移り変わるレコーディング事情や動向など担当の先生から色々な話が聞けて有意義なものになりました。
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