電子オルガン奏者/作編曲家 安井正規のブログです。日々、感じた事や思った事を気ままに綴っていこうと思います。ステージやホームページとは、違った角度から僕の想いを感じてもらえればと思います。
2023年3月31日金曜日
さくら(独唱)YouTubeアップ!〜四季を愛でる日本の心〜
2023年3月17日金曜日
祝・卒業〜初心にかえる〜
とある学校の卒業式に礼服を着て出席させて頂きました。卒業式といえば数ある学校行事の中でも最大の行事。
呼びかけ、歌唱はマスク装着でしたが、それ以外はマスクの装着は本人の意思尊重、地域の方々やPTA役員の方々も参列され、ほぼコロナ前の形での開催でした。
厳粛な雰囲気の中、威風堂々と赤い絨毯のランウエイを闊歩する卒業生が凛々しく輝いていました。
自分は、ピアノ伴奏や退場BGMなどを電子オルガン演奏を担当させて頂きました。
電子オルガンの演奏を聴いた先生方からは「本当に1台の楽器から音が出ているのですか?!」「まるでCDのようだけど生演奏ならではのこみ上げてくる感じ」「私の子どもの式でも演奏してほしい!」etc.と率直なお言葉や感想を頂いたり、、、。
在校生の子にも「演奏ヤバかった!僕たちの時にも演奏してほしい!」と。(笑)
形のない音楽の価値や僕の思いが多少なりとも演奏から伝わったのなら嬉しいです。
これまでにも卒業式へ出張演奏に伺ったりしてきましたが、個人的には声高に電子オルガンをアピールしなくとも、こうした学校行事をはじめ、ごく日常生活に電子オルガンとその音楽が普通にある、そんな光景がもっと増えると良いなと思いました。
卒業証書授与時の壇上の子ども達一人ひとりの夢宣言を聞きながら、自分の卒業式のことを思い出していました。自分の夢宣言は「聴いている人が幸せになれるような音楽家になりたい」と宣言しました。
現在、その夢を叶えられているかは「?」ですが、初心にかえり「相手にとって幸せとは何か?」を考え、「人や社会に役立つ音楽作り」を目指すことをポリシーとして音楽活動や教育活動、プロデュース活動などを頑張りたいと思った1日でした。
卒業生の皆さま、保護者の皆さま、職員の皆さま、心よりお慶び申し上げます。
おめでとうございました。
(写真はイメージです。)
2023年3月14日火曜日
歌唱指導を考える
自分の専門は電子楽器や鍵盤楽器ですが、時に音楽の講師として、伴奏者として、作曲者、プロデューサー⁈として歌唱指導しなければならなかったり、アドバイスを求められる時が多々あります 。
つい最近も、流行りのJポップを合唱するので指導してほしいと要請があり、楽譜を見るとリズムや音程、歌詞の割り付けもラップのように細かくかなり難しい、、、。
その曲は写真の楽譜にあるようなリズムを喰ったり、母音のところで音程が変化する部分が多数あるのです。分析してみるとシャクッたり、フォールする部分を楽譜として表記していることが判明しました。
なんでも子ども達が自分達で選曲したとのこと。しかし楽譜が読めなかったり、苦手だったりする場合、そもそもこの曲を知らない子にどのように助言すべきなのだろう?と悩みました。
合唱の場合、一般的にはしゃくり等入れずに指導することが多いかと思うのですが、楽譜に矢印を書いて視覚的にわかるようにして、あえてしゃくりやフォールなどを入れて歌ってみるようアドバイスしました。
しゃくりとリズムは密接不可分の関係、グルーブを感じてもらうことを大切にしてもらいたかったからです。
多分このような譜割やリズムは日本語の歌詞を英語や洋楽っぽい感じに聞かせるところから始まったと思うのですが、今の子ども達にはこうしたリズムやサウンドがエモく心に刺さるのでしょう。
確かに曲に対する子ども達の食いつき具合もスゴイし、普段なかなか歌わない子も歌っています。
ボイトレ動画を見ると、人気曲のレクチャー、リズムの取り方、色々なファルセット(裏声)、エッジボイス、ミックスボイス、はたまたホイッスルボイスなど、まるで人間シンセサイザー?と思えるほど多彩な発声法、歌唱法が紹介されていて、興味のある子はよく知っています。
ピアノやキーボードのレッスンでも流行りの曲を弾きたいという要望は多いですが、あらゆる面で時代の変化に右往左往、、、。対応すべく、まだまだ試行錯誤は連続です。
2023年3月2日木曜日
YMCAキャロリング実行委員会
池下にある名古屋YMCA本館にて昨年のクリスマスキャロリングの反省会と本年度の開催に向けての実行委員会の会議に伺ってきました。20年続くこのイベントについて様々な角度から色々な意見が出されました。変化する時代に対応していく必要性や実行委員会の皆様の願いを再認識しました。