2017年2月28日火曜日

映画「チア★ダン」試写会へ

映画「チア★ダン」試写会のチケットが当選したということで仕事の合間をぬって嫁さんと映画館に行って来ました。
映画を観て初めて知ったのは、チアダンスとチアリーディングは違う競技だということ。
映画の題材となっているチアダンス(アメリカではポンダンスとも呼ばれる)とは、チアリーデングのダンス部分を独立させた競技でチアリーディングのようなアクロバティックなものは含まれないのだそうです。
競技会では、ポンポンダンス、ラインダンス、ジャズダンス、ヒップホップの4種類を取り入れ審査するそうです。
全編に渡りニキビ薬「クレアラシル」のCM?のような若さ溢れる爽やかな青春映画でした。
グラミー賞受賞のGordon Chambersさんがボーカル担当したというオリジナル「Beautiful Day」をはじめヒップホップ系の曲などダンスシーンの音楽も今っぽくてとてもカッコ良かったです!!
よく音楽担当させて頂いているバトントワリングの大会もポンポンペップアーツ部門という部門がありますが、音楽制作の参考になりました。


記事と全く関係ありませんが、ソフトシンセ『SERUM』を導入しました。
最近、僕の活動にはどうもシンセの勉強が必要不可欠の気がしています、、、。

2017年2月25日土曜日

サンプルCD&効果音

とあるスポーツイベントの式典で電子オルガン演奏依頼の打診があり、クライアントさん向けにサンプルCDを作っていました。このサンプルCDには、ここ2〜3年でご依頼を受けて作ったオリジナル曲の中から10曲程度選び収録しました。
聴き返してみると、それぞれの曲を作った当時のことを思い出し、アルバムのような感じです。

曲の構成のパターンが似た感じのようなものがあると「まだまだだな〜」なんて、反省したり、「ミックスのテクニックはコツコツ勉強した甲斐あって少しづつ成長が見られるかな?」なんて思ったりしていました。

この他にも、今週はミュージカル用の効果音を色々作成していました。
作っていると効果音って以外と奥深い世界だなと再確認しました。そういえばテレビの音効さんから昔聞いた話ですが、ハリウッド映画では、飛行機の音だけに1500万円もかけるのだとか!!ヒョエ〜〜〜。

色々なアニメや映画の効果音を探ってみると、「この音、どうやって作るの⁈」とメラメラと探求心が沸き起こってきます!
色々分析してみると、現実音以外にモクモクという心の吹き出しの音、場面転換の音、「あーあ」という感じを表すギャグっぽい音など、音や音の割り付けに意味があるのですね。
今回のミュージカル用の効果音も色々試行錯誤しながら作り
大変でしたが何とか自分のイメージに近い効果音を作成でき納品出来ました。
「昔なつかしい感じの音と現在の音が共存する不思議な世界」を目標に作りました。

やっと仕事も一段落してホッとしているのもつかの間、別件で1週間の間に仕上げなくてならない音楽制作案件が2件、急な依頼が、、、。(涙)間に合うのか⁈(汗)
たて込む時は重なるものですね。
人さまのお役に立てるよう頑張ります、、、。

探究心といえば流行のEDM(エレクトロダンスミュージック)でよく使われるワブルベースやグロウベースの音が最近気になって研究しています。

EDMや昔のアニメなどの傑作効果音はアナログシンセで作られることも多く、アナログシンセサイザーの勉強もしたいなーと思うこの頃です。

下記の動画は、「電子オルガンでグロウルベースを弾いてみた!!」動画です。




2017年2月17日金曜日

MIDIの勉強

少しマニアックというか専門的な投稿になります。
僕の使用している電子オルガンには、演奏で使用する音色とは別にXG音源というデータ再生用の音源が搭載されています。
スタンダードMIDIファイルという電子楽器共通規格の形式の楽曲データを読み込み再生することができるようになっています。

その昔、インターネットの情報伝達の速度や量が今ほど速く多くなかった時代は、通信カラオケや着メロの音源がこの形式で作成されていました。
近年は、ピアノ楽譜などに付随するカラオケ音源などがこの形式で作成され、使用されているケースが多いかと思います。
パソコンやインターネットのスペックが上がるにつれて、昔に比べ規格そのものの需要が少なくなったせいか、この規格に沿ったソフトや編集ソフト、解説情報がほとんど無くなっています。(涙)メーカーサポートセンターやDTM関連の教室に色々問い合わせましたが、結果は同じ、、、。

前述のXG音源を使って1から電子オルガン用のオリジナル曲のアンサンブル音源(サポートデータという)を作ろうとしたところ、このことに気が付きました。

その昔、「XGワークス」というソフトや「XGエディター」といったXG音源に特化したシーケンスソフトや編集ソフトが販売されていたのですが、今は販売終了となっているようです。(どこか開発してほしいものです。)
過去のソフトや音源をメーカー非公式の裏技で使う方法もあるそうですが、それもハードルが高そうです。

仕方がありません。
MSB?」「LSB?」「システムエクスクルーシブメッセージって何?」「RPN?」「NRPN?」と初歩的な用語からMIDI規格の勉強です。

数字や横文字が苦手な僕ですが、インターネットでこの情報はここから、あの情報はあそこからと断片的に情報を集めるとあたって砕けろじゃありませんが「フムフム、なるほど!そういうことね!こうすればOK!」と何とか理解し、目的(現行のシーケンスソフト「キューベース」と電子オルガン内蔵XG音源を使ってオリジナルサポートデータを作り、そのデータを電子オルガンレジストデータと合体させ、市販楽譜のサポートデータのようなデータを作る)にたどり着けました。


正直なところ「オーディオデータの切り貼り、ソフト音源全盛の時代、自分の音楽制作方法からしてもMIDI規格の知識や学習は必要か⁈」と思うところもありましたが、電子楽器の関わる者としては、発達の歴史としてMIDIを勉強するのも良いことだなと思った次第です。
下記は参考にさせて頂いたページです。情報を提供して下さっている皆様に感謝です!!
STAGEAとPC編曲の連携
SFFスタイル入門講座
有限会社コムコム
☆STAGEA Blog☆ 他多数。


動画は、パソコンの大きなモニター画面でドラムパターンを打ち込み、作成したパターンを電子オルガンに読み込んでいるティップス動画です。写真は、コントロールチェンジやシステムエクスクルーシブメッセージをシーケンスソフト「キューベース」で打ち込んでいる写真です。








2017年2月12日日曜日

春日井ウィンドオーケストラ第50回定期演奏会

これまで何度か共演させて頂いて長いお付き合いをさせて頂いているソプラノ歌手:長江希代子先生がゲスト出演されるということでご招待を頂き、愛知県芸術劇場コンサートホールで開催される春日井ウィンドオーケストラ定期演奏会に伺ってきました。
いつもお世話になっている演出の中野金弘先生と前方中央の席で一緒に鑑賞させて頂きました。
長江先生は、ここ数年この吹奏楽団の定期演奏会にゲスト出演や合唱団指導で関わってみえるということで、何度か演奏会のお知らせを頂いていましたが今回初めて鑑賞することができました。
長江先生が独唱された曲はカールオルフの世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」。
楽曲は、テレビでもよく聞かれるドラマティックな名曲です。
長江先生は、春色の薄いピンクのドレスで登場され、その歌声は春の訪れを感じさせる鳥のさえずりのように美しく響いていたように感じました。写真撮影NGなので演奏中の様子の写真をアップできず残念です。この曲の演奏後には、何度も「ブラボー」と多数の賞賛の声が上がっていました。
他にも「チャイコフスキーのメロディーはどこ?」と説明されなければきっとわからなかったであろう「エクストリーム・メイク・オーヴァー〜チャイコフスキーの主題による変容〜」は、キースエマーソン(キーボード奏者)の名曲タルカスを想起しながら、興味深く拝聴させて頂きました。

 演奏会終了後には、長江先生の活動を支えてみえるご主人さまにも初めてお会いし会場にてご挨拶でき嬉しかったです。
長江先生、春日井ウィンドオーケストラの皆様、素敵な演奏会にご招待頂きありがとうございました!

会場を後にして、地下街の喫茶店で中野先生と今後のコンサートやイベント出演についての打診やご相談を頂きました。お役に立てるよう頑張りたいと思います。

長江先生のご主人様(左)とおなじみ演出の中野先生。





長江先生との野外演奏会(青塚古墳史跡公園)

2017年2月11日土曜日

創作ミュージカル・ホール稽古

電子オルガン演奏・作・編曲・音楽監督などを担当させて頂くNPO法人リトミックGifu創作ミュージカル「そらのふ・し・ぎ」のホール稽古でした!
今回の公演では、男子メンバーの新規入会が数名あり、何と演出の出崎拓哉先生から宇宙海賊をイメージしたベビーメタル風の元気な新曲ヘビメタ曲の作曲指令が!!
ヘビメタ曲って今まであまり聴いたことも演奏したこともなかったし、いったいどうやって作るのー⁈
とにかく仕事をお引き受けした以上、ジャンルの好き嫌い、得意不得意など言い訳は許されず必死です!(汗)

 この他にも風、虹、星、雨つぶの子ども達が働くという「幸せを運ぶ空の工場」などファンタジーなシーンでは、夢や空想の世界をどうやって音で表すか?自分なりに試行錯誤しているところです。
 下記の動画は、その「空の工場」で「幸せを作る音」のイメージした音をどうするか試行錯誤している様子のメイキング動画です。当初、ピコ太郎さんPPAP風の音にしようかと考えていましたが、それもどうかと思うし何か違うなと思い動画のような音にしてみようかな?と考え直しました。
想像の世界を音で表すのは、なかなか大変ですね!

本番が近づいてきましたが、より良い公演になるよう頑張りたいです!!
 

2017年2月6日月曜日

DTMセミナー

使用している「キューベース」という音楽制作ソフトがメジャーバージョンアップしたということで、デモンストレーションを兼ねた無料解説セミナーが島村楽器名古屋パルコ店にて開催されると伺い行ってきました。

具体的な活用方法など色々と収穫があったのですが特に興味を惹いたのはセミナー後半で紹介されたMS処理について。(MS処理:ミックスした音源をサイド成分とミッド成分に分けて音像や音圧、奥行き感などの加工をすること)

実は何年か前にもMS処理に挑戦しようと奮起し、購入したもののオクラ入りになったサードパーティー製ソフトがあるのですが、そのソフトが今回のセミナーでも紹介されて「なるほど!これはこうやって使うのね。」と頭の電球がピカっと点灯しました。

MS処理について言うと、一般の人からすれば「一体何が変わったの?」とビフォー(処理)アフター(処理後)の違いがわかり辛い世界だと思うのですが、作曲や編曲、演奏、レコーディングも、その一部分の処理の違いがたった1ミリの差であっても、その1ミリが10カ所になれば全体としては1センチの違いになるわけで、まさに「チリツモ(チリも積もれば山となるの略)」。
ましてや仕事として請け負う以上は、そうした細部に目をも向けて行かなければと思った次第です。「神は細部に宿る」という言葉もありますね!

僕がこうしたパソコンを使用した音楽制作や宅録(家でレコーディング)を始めたのは、大学時代。
メジャーレーベルからCDを出しているバンドの方のプライベートスタジオに見学させて頂き、「ややや、こんな世界があるのか!!」と大きな衝撃を受け興味を持つようになりました。現在の僕の活動においても、音楽制作と演奏は密接不可分です。
つい先日もボーカルレコーディングの依頼があり、準備をしてたところでしたが早速実践してみたいなと思いました。

この日は知人が出演する演奏会と重なり、このセミナーに行くかためらったのですが頑張って両方行った甲斐がありました。

オクラ入りしていたMS処理のソフト!
早速、もう一度活用してみようと思います!




2017年2月4日土曜日

もうすぐ卒業シーズン

もうすぐ卒業シーズンですね!そろそろ全国の学校で、卒業式などに向け歌の練習が始まっている頃でしょうか?また、この時期に二分の一成人式を行い歌を歌う学校もあるかもしれませんね。

動画は、とある小学校の「卒業生を送る会」の子ども達の発表「小さな世界」で電子オルガンを持ち込み伴奏している時の様子です。
僕は小学生の頃、この「卒業生を送る会」のお祝いの気持ちとお別れの寂しさが入り交じる独特の雰囲気が大好きでした。その中でも1年生の時、アニメ「オバケのQ太郎」の歌を皆で歌う出し物で僕はQちゃん役でダンスをしたこと、6年生の時に僕の作った曲のカセットテープを担任の先生がサプライズで卒業生退場BGMに流して下さり、在校生の拍手の中、花のアーチを皆で通ったことが今でも記憶に残っています。
 
卒業式証書授与時の壇上での一言メッセージは、「聴いている人が幸せになれるような音楽家になりたい」と将来の抱負を言いました。 小学生の自分なりに考えたメッセージでしたが、大人になった今でも時々その時の気持ちを思い出します。
やがて大学生になり、PTAの人達が僕が音楽の道に進んだことを覚えていてくれていて僕を母校の周年行事でコンサートを企画して下さいました。久しぶりに訪れた母校の体育館は、少し小さく感じました。

僕の現在の目標は、「人や社会に役立つ音楽作り」。音楽に関わる人なら誰でもきっと誰かの役に立ちたいと思う気持ちを持っているはず。でもこの目標、本当に難しい目標なんだとつくづく思います。勉強が必要ですね!目標に向かって自問自答を繰り返す日々です。