2017年3月31日金曜日

空の衣装完成!!

先日のブログで、空をイメージした衣装制作を依頼していることをアップしましたが、本日、完成し引き取りに伺ってきました。
今回無理な依頼を引き受けて下さったのは、いつも音楽制作でお世話になっているバトントワーリングコーチ佐古先生の旧友の志賀恭子先生です。
 
僕が名古屋在住ということで名古屋のご自宅兼アトリエで採寸、仮縫いなどを行って頂きましたが、普段は岐阜の大塚屋さんでアトリエを開きお仕事をされてみえるそうです。

 主に女性の衣装をメインにデザインや仕立てをされてみえるそうですが、急な依頼にも関わらず紳士服という制約が多い中で「大空にかかる虹」を見事に表現するクレリックシャツ(ホワイトカラードシャツ)に仕上げてくださいました。襟や袖も虹色の糸でステッチを施してくださいました。心より感謝申し上げます!!
志賀先生は、以前に著名なクラシック系音楽家のドレスも手がけたことがあるそうですよ。

 今日は、この他にも、本番用に楽譜をコピーし順番に並べたり、演奏用データを整理したり、特殊効果用の炭酸ガスを仕入れたり、照明機材を荷造りしたり、バタバタな日でした。いよいよ、ゲネ、本番を迎えます!!
良い公演になるよう頑張ります!!!!







2017年3月28日火曜日

レガートボイス

NPO法人リトミックGifu創作ミュージカル「そらのふ・し・ぎ」では、BGM曲として「奇跡〜雨つぶの祈り〜」という曲を作曲しました。

 「奇跡」というタイトルをつけたように、超自然的な世界観を演出するため女神様チックな女性の声の音を探していたところ、ケルティックボーカルの音色があったので試し弾きしています。

 最近の音源は、音と音を繋げて滑らかに演奏するレガート奏の時、フレーズのスピードを検知し、これまで鍵盤楽器では表現が難しい微妙なポルタメントやスライドをデリケートに表現できる音源ソフトも多数開発されているようです。
 
 「モーゼの十戒」の海が割れるシーンのような神々しさ、慈悲慈愛、自然への畏敬といった感じを曲で表せるといいなと思っています。動画は、曲で使用するケルティックボーカルのレガートボイス試弾の様子です。

2017年3月26日日曜日

創作ミュージカル「そらのふ・し・ぎ」ホール稽古

宿もとって頂き土曜・日曜と二日間にわたり、いよいよ一週間後に迫った創作ミュージカル「そらのふ・し・ぎ」のホール稽古でした。

キャストの子ども達は、メイクし、衣装も試着、ホールの照明・音響のスタッフさんに入って頂き、僕の事務所から電子オルガンは勿論、ムービングライトやレーザー照明、スモークマシンなどの演出機材も持ち込み、より本番に近い形で稽古や通しをしました。
音楽も、どのセリフのキッカケで演奏するかなど、綿密に調整しました。

毎年、NPO法人リトミックGifu創作ミュージカルに出演する子ども達の衣装はチラシやポスターのイラストに描かれているキャラクター達がそのまま飛び出してきたかのような、愛らしくカラフルで鮮やかな衣装です。
その中でもビックリしたのが「宇宙海賊の手下役五人組」のメンズ達の衣装!!
照明に反射し輝くスパンコールが眩しく、立襟で前から見るとまるでロックのスーパースターかマイケルジャクソンのようでした!!
着ている本人たちも、モデルのようにポージングしたりノリノリのご様子。頑張って、舞台を盛り上げて欲しいものです!!

下記の写真は、メンズの後ろ姿。ぜひ、多くの方に足を運んで頂き、彼らの勇姿をはじめ、一生懸命に頑張ってきた子ども達のパフォーマンスをご覧になって頂きたいです!!!
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このほか、ホールの様子をアップしておきます!!

2017年3月22日水曜日

耳コピ

市販されていない曲の伴奏音源(カラオケ)を作ってほしいという依頼があり、耳コピ作業を進めています。リクエストがあり、ライブで使用したいそうです。
曲調は、サンバ風の曲です。
僕の事務所には、時々こういう依頼がくるのですが、最近の曲は、何パートも重ねて作ってあったり、音程やリズムだけを採譜するだけじゃなくて打ち込みのテクニックが必要な曲も多く大変です。(汗)
そういった意味で、耳コピして採譜し、歌謡曲のカラオケの音源とかバンドスコアの楽譜を作ることを専門にしている方を、すごいなと思います。まさに職人さんですね。
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カラオケ作成現場の記事

この他にも、「マニピュレーター」という仕事があります。よく音楽番組やライブとかで実際に演奏していない楽器の音が聴こえてくることが時々ありますが、こうした同期演奏する音源を事前に打ち込み、準備したり、ライブで再生させるお仕事です。同期演奏は、多重録音のCDのような作り込まれた作品をライブ現場で再現するためによく用いられる手法です。
詳しくは下記のページをご覧ください。
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「マニピュレーター」という仕事とは?

ユーチューブなど、無料で良い音楽や動画が視聴できる時代になりましたが、1曲の音源や楽譜を作るのにどれだけの人が関わり、労力がかかっているかというのは中々知られていません。良い音楽や楽譜を届けて下さる皆様に感謝と敬意の気持ちでいっぱいになりますね。写真は、耳コピしている曲の波形。再生、ストップを何度も繰り替えしてパートごとに採譜し、コツコツ打ち込んでいきます、、、。




2017年3月17日金曜日

衣装打ち合わせ

年度替りの時期で、何かとバタバタしています。
NPO法人リトミックGifu創作ミュージカル「そらのふ・し・ぎ」の本番が近づき、空をイメージした服を探していたところ以外とありそうで無いことに気がつき(あっても売り切れだったりする)、慌ててインターネットでイメージにあった生地だけは緊急に取り寄せ、急な依頼でも衣装製作頂ける探していたところ、バトントワリングコーチ:佐古先生(ナゴヤゴールデントワラーズ)の旧友で衣装アトリエをされている方をご紹介頂き、依頼することができました。
ソロで活動することが多い僕にとって衣装は重要な要素だと考えているのですが、とにかくメンズ向け衣装となると色々な意味でハードルが高いです。(涙)
久々にオリジナルで仕立て頂く衣装です。
どんな仕上がりになるか楽しみです!!





2017年3月14日火曜日

レコーディング&写真展

名古屋学芸大学准教授;大島光代先生から大学のゼミの研究で使用するオリジナル曲の補作・アレンジとレコーディングのご依頼があり、今日はそのレコーディングを僕の事務所で行いました。

  曲は、大島先生が作詞・作曲された「みどりの森」という曲で、歌ってくださったのは、大島先生のゼミで学んでみえる名古屋学芸大学の学生の皆さんです。 学業にサークル活動にバイトにと忙しい日々を送ってみえる中、スケジュールを調整し、お集まり頂き事務所にお越しくださいました。

 今回は、メロディラインや歌詞は全く違いますが、人気アニメ初代ドラゴンボールのエンディングの名曲「ロマンティックをあげるよ」風にアレンジしてみました。皆さん、事前によく練習してくださりサクサクレコーディングが進みました。
 大島先生からは、「素晴らしい出来栄え!!嬉しいです!!」と喜んで頂け、微力ながら、お役に立て嬉しく思いました。(大島先生には、以前にもハンデキャップを持つ子どもための体操音楽の制作の依頼を頂いています。)

 近年、レコーディング出来る環境は、カラオケルームでも気軽に録音出来るシステムがあったり、逆に海外に多くあるオーケストラも一発録音出来るような大型超高級スタジオ、レコード会社併設のスタジオ、ラージモニターや大型アナログミキサー、ビンテージエフェクターなどハイクオリティ機材やレア機材の設備、高級マイクを売りにしたスタジオ、バンドに特化した専門スタジオなど用途に応じて本当にたくさんのラインナップがあります。

 商品として流通されるCDが必ずしも大規模なスタジオで収録されているかというとそういう訳でもなく、海外のアーティストがマンションやホテルの一室でノートパソコン一台で音楽製作を行いミリオンセラーの楽曲が生まれたりすることもあり、興味深いところですね。
 また、最終調整のマスタリングのみスタジオのエンジニアにお願いする、カラオケ音源をギタリスト、ベーシスト、ドラマーなど宅録環境のあるミュージシャンに送り、パート音源を返送してもらうというような分業や組み合わせで音楽制作を行う事例も多くなっているようです。              
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*参考ページもご覧くださいAKBサウンドを編み出す、DTM現場に潜入!!
 
 もちろん、昔ながらのスタジオ1発録音ならではのアンサンブルやセッションの臨場感や一体感を好むアーティスト、プロデューサーさんもいらっしゃいます。 

こうした時代の流れの中で、僕の事務所の場合は、あくまでプライヴェートスタジオ、宅録の範囲ですが、僕が音楽家とエンジニアを兼任しているところにバリュー(価値)を見出し、ご依頼を頂いているように感じます。
具体的には、打ち込みやアレンジも僕が行い、ディレクション・レコーディングをさせて頂くスタイルです。
 日進月歩で進化するテクノロジーとともに変容する音楽制作分野ですが、先進のサービスをご提供できるよう日々、研究を続けております。

  僕の事務所のレコーディング業務は、今回のご依頼のように大学や各種学校、教育機関からのご依頼をはじめ、官公庁のイベント・催事やどまつり入賞曲など「よさこいソーラン曲」やオリジナルCD製作、各種デモ、ご当地アイドル曲、演劇やミュージカルなどの舞台作品、ラジオ用楽曲での歌入れ、ナレーション及び楽器のマイク録音など様々な実績がございます。また、作編曲家の見地からのより効果的な音楽構成編集アドバイスをさせて頂いたり、MS処理、多重クロスフェードや各種エフェクトを用いた編集作業やモックアップ(試作・サンプル製作)にも対応しており、こちらもご好評頂いております。

料金体系については、作業量に比例するため何分いくらということは言えないのですが、基本的にご予算をまず御提示頂き、その範囲で作業量を調整し、見積もりを算出、対応させて頂くシステムなっています。
このシステムは、明朗会計で良心的だとご好評頂いております。
 ただ、僕一人で業務を行っているため、発注が重なり対応できない場合もございます。レコーディングや音楽製作のご依頼のご相談はお早めにお願い致します。(今日も別件で音楽制作の発注があり、余裕があるか納期の確認をさせて頂きました。)

 このレコーディングの仕事を終え、いつも僕の活動を応援して下さっている写真家:本田悦子さんが所属し出展されている「蜂須賀秀紀とサークルBEE22」写真展に伺ってきました。
本田さんは、写真家の活動とともにサークルの事務局もされ、お忙しい日々を送ってみえます。今回の写真展もほとんど毎日にいらっしゃったそうです。「いつも、あなたのブログを見ているわよ!!!」とお元気そうでした。

 作品を拝見させて頂きましたが、デジタルカメラが主流の時代にあえてフィルム写真の時の色にこだわり、焼きにも特別な紙を使用されているとの事、まるで日本画のようなテクスチャーとマットで美しく深いブルーの仕上がりの写真に魅了されました。
写真誌「フォトコン1月号」「フォトコン別冊」にも本田さんが掲載されていて、見せて頂きました。僕のブログにも記事の写真を掲載させて頂きます。

大島先生、本田さんの今後益々のご活躍を心より祈念しております!!
大島光代先生のゼミの皆さんと。(大島先生は右から二番目)



レコーディングの様子
  ドラゴボールの名曲「ロマンティックをあげるよ」

写真家:本田悦子さんと

「写真サークルBEE22」事務局の皆さん。


本田さんの記事

ギャラリーの仕込みや受付業務やもされている本田さん。

2017年3月12日日曜日

創作ミュージカル「そらのふ・し・ぎ」ホール稽古2日目

NPO法人リトミックGifu創作ミュージカル「そらのふ・し・ぎ」ホール稽古2日目でした。
3月11日ということで、皆で黙祷をしてから通し稽古を始めました。
ホール稽古では、演技に合わせて細かな調整を行っていきます。例えば、セリフのどこから音楽を入れるといいかを演出の先生をはじめスタッフの各先生と話し合い決定していきます。また、台本には指定はないけれど音を追加しよう、逆に無音にしようと言った具合に台本やプラン表に変更を台本に書き加えていきます。
また、演技だけでなく、シーンの流れ、照明や美術セットの転換などとの兼ね合いで音楽のサイズや曲調を即興的に変化させる場合もあります。
こうした作業は、既成のオペラやミュージカルの上演とは大きく異なる創作ミュージカルならではの作業ですね。
今日の練習では、前回に比べ動きが揃ってきたように感じました。自身についてはは、地味にこだわったサウンド面が功を奏しているように感じ、少しホッとしました。
本番が近づいてきましたが、キャストの皆さんには体調にくれぐれも気をつけ頑張って頂きたいです。

写真は、このミュージカルのハイライトシーンの一つレイボーダンスやボディーパーカッション、宇宙海賊登場の様子、打ち合わせで拝見させて頂いた照明プラン表です。






これまで音楽担当した舞台公演の様子


2017年3月5日日曜日

ゴーストプロデューサー⁈

ダンス曲の資料集めをしていたらこんな記事を発見しました。                 ↓
EDMプロモーターが告発、彼が語る"ゴーストプロデュース"の現状とは 

    



そういえば一時期ゴーストライターがニュースやドラマにもなりましたね。確かにヒット曲を連発し、若くてイケメン(容姿端麗)、アレンジ、ミックスも全部自分でやって完璧にこなし、しかも事務所の言うなりになってくれる都合の良いスターってのも探すの大変な気がしますね。ちなみに僕は、このどれにも当てはまらない、、、。(涙)

ミュージカル「そらのふ・し・ぎ」チラシ解禁!!

今週は、大至急の音楽製作依頼の案件がたくさん重なり大変でしたが、一曲また一曲といった感じで仕上げていき「納品通知書」「ご請求書」など書類も作成・送付でき、何とか無事作業が完了しました!
 
電子オルガン演奏を担当させて頂くリトミックNPO法人Gifuさんの創作ミュージカル「そらのふ・し・ぎ」のチラシが解禁になったそうです!!「ヘビメタアイドル風で!!」というご依頼で作曲した「彼方へ(far away)」をはじめ、今回もこのミュージカルの為にたくさんの曲を作曲しました!!
谷川賢作先生やゼロキッズスタッフの皆さん、リトミックGifuでご指導されている川村香織先生による素晴らしい楽曲の数々のアレンジも今っぽく全編リニューアルしています!!  
 電子オルガンソロ演奏による舞台公演は、近年少しづつ増えてきていますが、演奏家自身による創作やオリジナル音楽舞台作品は全国的にも、まだまだ少なく感じます。 電子オルガンの教育プログラムは、楽器に搭載された様々な音色や機能を生かした演奏をするため、演奏技術だけでなくアレンジ、音色作りや打ち込み、即興演奏、オリジナル曲創作の勉強をするのが特徴です。そうした能力を発揮できるのがこうした創作舞台公演での演奏の醍醐味であり、同時に難しさや大変な部分だと感じます。

 電子オルガンならではの音楽にも耳を傾けて頂きながら、子ども達が一生懸命に演技する姿をぜひご覧頂ければ幸いです!! 詳しくはチラシをご覧ください!!                          安井正規