電子オルガン奏者/作編曲家 安井正規のブログです。日々、感じた事や思った事を気ままに綴っていこうと思います。ステージやホームページとは、違った角度から僕の想いを感じてもらえればと思います。
2010年3月31日水曜日
新婚さんいらっしゃい!?
2010年3月29日月曜日
第四回伝統文化継承トークフォーラム
熱田神楽保存会会長で篠笛奏者の石川さんに誘われ、奥さんと一緒に伝統文化継承トークフォーラムを聞くために熱田神宮の熱田神宮会館に行って参りました。このフォーラムは、これまでに様々な国の大使をパネリストとして迎え伝統文化について対談を行うものでこれまで京都、東京、鎌倉で開催され、第四回の今日は、パネリストに駐日ウズベキスタン共和国大使のハミドゥラカラマトフ氏、熱田神宮宮司、愛知県神社庁庁長の小串和夫氏、日本舞踊葵流家元の葵七皆氏の三者と司会にTBSアナウンサーの秋沢淳子氏、通訳のマンスールバリディノフ氏(ウズベキスタン大使館二等書記官)で開催されました。僕は、名古屋大学や名古屋工業大学の色々な国の留学生の皆さんと一緒に対談を聞かせて頂きましたが、ウズベキスタンでは、日本人墓地があり地元の人々によって敬意を持って大切に管理されていたり、シルクロードについてなど様々な視点からウズベキスタンと日本との関係について知ることができました。特にカラマトフ大使が、「道は、向かい合うからこそ繋がる。文化についても日本は、逆輸入という形で海外に大きな影響を与えている。つまり、一方通行ではなく必ず
相互作用しているのだ。日本人は、謙遜するが素晴らしい文化を持っているので、ぜひ自負して頂きたい。」(できるだけ通訳の方の言葉に忠実に要約)とおっしゃっていたのが心に残りました。確かに我々日本人は、海外から影響を受けたことについて考える場面は、多い訳ですがインタラクション(相互交流)という視点についても、もっと知る必要があるのかもしれません。写真は、フォーラムの様子。
仕事が、重なりピンチヒッターをお願いした名古屋東急ホテルの結婚式の演奏も無事に終了しましたよと忙しい中、石川さんが報告してくれました~。写真:大谷さん(左)と石川さん(右)
2010年3月28日日曜日
コスチューム
2010年3月24日水曜日
創作ミュージカル「メロディ」を終えて
皆様のおかげで、盛況で終えることができました創作ミュージカル「メロディ」。ストーリーの原案作りから僕も参加させて頂きましたが、公演を終えて各方面から励ましのお言葉を頂き感謝しております。さて、今回の舞台音楽について僕の目指したものやエピソードについて少し書きたいと思います。ストーリーの題材は、タイトルにあるように音楽。端的に言えば「音楽は、生きる上で必要なのか?」という問いなのですが、これは僕が普段から頭のどこかで考えているテーマだったのかもしれません。音楽は目に見えない触ることのできない芸術ですが、時として強く人の心を揺さぶる力を持っています。そうした音楽の神秘さや素晴らしさを、どう舞台音楽として昇華させていくか自分なりに知恵を絞り、小さなお子さまからお年寄りまで楽しめるよう明快でシンプルな内容になるよう音を選び心に描いた世界を構築していきました。僕にとって舞台音楽の創作は、針の穴に糸を通すような作業の連続でもあるのですが、暗闇のトンネルの向こうに光が見えるような感覚の時や、カメラのピントがピッタリ合うような感覚があるとスルスルと筆が進んでいきます。さて、冒頭で演奏させて頂いた序曲ですが、舞台花道奥で指導スタッフの一人である音大で声楽を学ばれた川村香織先生に一部分を生で歌って頂きました。当初、これを提案させて頂いた時、スタッフの皆さんにポカンとされてしまいましたが僕は、ぜひストーリーに登場する音楽のあふれるダルクローズ王国の亡き女王の歌声のイメージとしてソプラノの歌声をぜひ序曲に織り込みたいと思っていました。説明しない限りは、きっとお客さんには、それが亡き女王の声のイメージとは気づいて頂くことは難しいかもと思いつつも僕の頭の中では、ダルクローズ王国の女王さまのイメージから音楽の女神の周りで天使が戯れている、そんな神々しいイメージにまで大きく発展していきました。このように書くと単なる妄想が激しい人だと思われるかもしれませんが、公演を終えて観賞した方の中には、序曲で涙を流したとおっしゃってくださる方も何人かいて下さりこのミュージカルから何かを感じて頂けたのは、嬉しかったです。とにもかくにも無事に公演が終了できたことを感謝したいと思います。スタッフ、出演者、保護者の皆様方、本当にお疲れ様でした。