2016年3月29日火曜日

親睦会

僕も会員として所属している日本電子キーボード音楽学会の会員でヤマハ音楽教室システム講師(名曲堂楽器(株))の田中久明子先生と愛知県支部親睦会を開き、情報交換をしました。 田中先生は、音楽教室夕想(ゆう)の運営もされています。 電子オルガンというとヤマハ音楽教室を始めとする音楽教室と切っても切れない関係にあるのですが、何と僕は大学を卒業してからというもの音楽教室やプレーヤーさん達と殆ど接点がなく活動してきました。この点、今さらながら自分でも不思議に思っているところです。もちろん音楽教室の先生ともゆっくり話す機会もないので、今日は色々なお話ができ、貴重な機会となりました。 
田中先生の紹介ページ


2016年3月27日日曜日

ミュージカルホール稽古

いよいよ、来週の日曜日(4月3日)に迫った創作ミュージカル「ステップ」(企画運営・NPO法人リトミックGifu)。 昨日、今日と1泊2日でホール稽古でした。 子ども達もスタッフ、保護者も皆が一段と熱が入ってきました。新聞取材があり、子ども達の稽古の様子や告知などが、中日新聞西濃版に掲載されたそうです。ホールでの使用は初となるポリッドスクリーン(透明スクリーン)も持ち込み投影リハーサルも行いました。 音楽も勿論ですが、衣装、ダンス、演出など至るところで新しい試みにチャレンジした意欲的なミュージカル作品。本番まであと少しですが良い公演となるよう頑張りたいです!!

2016大垣音楽祭子ども共に創るミュージカル「ステップ」

出演:小学生の「リトミック&ミュージカル生」
脚本・演出:出崎拓哉
ダンス:北川雅恵
作編曲・電子オルガン演奏:安井正規
リトミック・音楽指導:リトミックPO法人リトミック研究センター
             NPO法人リトミックGifuスタッフ

会場:大垣市スイトピアセンター文化ホール
日時:4月3日(日)13:30開場 14:00開演
主催:大垣市.・大垣市教育委員会
問い合わせ:大垣市文化事業団℡0584ー822310
        NPO法人リトミックGif℡0584ー47ー5052





2016年3月25日金曜日

作曲セミナー(超初級・無料)を受講!!

作曲セミナー(超初級・無料・予約制)を名古屋パルコ島村楽器さんで受講してきました。特設会場では、初音ミクのイラストや大型フィギュア展示、関連グッズ販売など特別展も同時開催されていました。
 ボーカロイド初音ミクの全国ツアーに合わせて企画・開催されたセミナーで超初心者向けということでしたが、北海道に本社がある有名なDTM音源ソフト販売会社「クリプトン」の開発スタッフさんが講師ということで、ぜひ質問したい事があり受講してきました。
DTMソフトのサポートは、その殆どが電子メールサポートのみで、直接開発している会社のスタッフさんにコンタクトをとるのは難しいからです。

 セミナーでは、初心者向けに素材集を活用した作曲法が紹介されていました。
ボーカロイド作品は、今やボーカル部分がボーカロイドというだけで、伴奏作りは一般の音楽と遜色ありません。つまりボーカロイド作曲セミナー=DTMの作曲セミナーと僕はとらえています。
音楽用ソフトや素材集は色々販売されていますが、その活用法がわからないことも多いので、料理本でいうレシピのように「なるほど!こう使うのかー!」と具体的な活用例を知ることができ、非常に勉強になりました。

 セミナー終了後には、質問も色々でき回答も頂けたので実りあるものになりました。
今後の作品作りに役立てたいです。




2016年3月23日水曜日

DAWソフトをアップグレード!!
















 DAWソフトをアップグレードしました。DAWとはデジタルオーディオワークステーションの略です。簡単に説明すると打ち込みとレコーディング機能を備えたDTM(デスクトップミュージック)ソフトです。現在ではレコーディング機能を備えたソフトが一般的になりましたが、僕が学生の頃はパソコンでレコーディングする、いわゆるハードディスクレコーディングが出始めで個人で所有するのには高値の花(業界標準Pro toolsシステム200~300万)の時代でした。 その頃は、DTMといえば、まだまだ打ち込んで音源を鳴らすことがメインの時代です。  そもそも僕がレコーディングに興味を持ったのは、大学生時代にメジャーデビューしてCDを出しているアーティスト兼プロデューサーさんの個人スタジオを見学させてもらったのがキッカケです。 個人スタジオなのですがSSLというアナログの大きなミキサー卓があり、ドラムもバスドラ、シンバル、タム、スネアと別々にパラ録音してあって、コンプやイコライザーをあれやこれやと触っていくうちに音が変わっていくのに大きな衝撃を受けたのです。 今では当たり前ですがバンド曲なのに当時としては珍しくストリングス(弦楽器)が入っているアレンジで、そのストリングスの高音をイコライザーで持ち上げるとバイオリンの指板を押さえる指の様子が目に浮かぶような艶やかなビブラートがくっきりと現れ感動したものです。  
 それ以降、パーソナルユース用に開発されたCDも焼けるRoland VS1680というハードディスクレコーダーを使って多重録音して曲を作ることになります。 CD(CDR)が個人で焼けるのに大きな喜びもありましたね。初めてCDを焼いてステレオで自分の曲を流した時は「わーい!!」と飛び上がりました。 このRolandのハードディスクレコーダーは、何といまだに現役!!ライブやレコーディングにセカンド機材として使用しています。少し重いのが難点ですが愛着もありかゆい所に手が届くというか何かと便利なのです。
  技術の進歩は音楽業界に大きな変化をもたらしています。しかしこれは、音楽業界に限ったことでなく、逆らっても変えることが出来ない大きな時代の流れであるならば、逆に受け入れ自分も変化することを楽しめる余裕が欲しいと思う今日この頃です。
  

愛機:Roland VS1680

2016年3月18日金曜日

卒業式出張演奏無事終了!!

ありがとうございました。名古屋市立星ヶ丘小学校卒業式での出張奏楽演奏が無事に終了しました。
会場には、本当にたくさんの保護者、地域の方、ご来賓がご列席、ご臨席され、とても盛大な卒業式でした。 子ども達と電子オルガンとの合わせは1回のみのリハーサルでしたがピッタリと決まり、ホッとしています。

 校長の冨岡久美子先生は、僕が小学1年時の担任の先生で4年生から入部していたマーチングバンド部や放送委員会でもお世話になった恩師です。先生が一度学校を出て社会教育指導主事をされてみえていたころ僕は音大生で、生涯学習センターの特別公開講座としてホールコンサートを企画してくださったり、僕が大学を卒業し、先生は小学校に戻られて教務主任、教頭時代の勤務校でも機会があるごとに音楽鑑賞会など演奏の機会を作って下さりました。今年で定年退職を迎えられ先生にとっては、現役最後の卒業式となることを伺い、卒業のお祝いの気持ちとこれまでお世話になった先生へのお礼と感謝の気持ちも込め、電子オルガンを演奏させて頂きました。

 実はこの星ヶ丘小学校、5年前の50周年の記念式典でも電子オルガンソロコンサートをさせて頂いており、今回の卒業式に参加した6年生は2年生、5年生は、1年生の時に僕の演奏を聴いています。リハーサルの時、僕のことを覚えているか子ども達に質問してみると「*金ピカスーツの先生!!」と覚えていてくれて嬉しかったです。
*学校コンサートでは名古屋のシンボル金シャチをイメージした金色の総スパンコールスーツを着用して演奏しているため。関連ページ


6年生は退場したあと教室で最後の通知表の受け渡し、担任の先生とのふれあう時間があります。外で送り出しまでの待ち合いの時間では、電子オルガンを中央に移動し体育館で在校生、保護者、地域、来賓の方向けに約20分程度のミニコンサートもさせて頂きました。皆さん、真剣に耳を傾けて鑑賞して下さりました。

卒業式での一番最初の電子オルガン演奏は、中学生時代です。文化祭の有志発表で電子オルガンコンサートをしてから、音楽の先生から在校生として卒業式の伴奏を電子オルガンで演奏してほしいという依頼があり、僕が卒業してからも数年は後輩が電子オルガンを演奏していました。思い返してみると、今も昔も自分のやっていることは変わっていないなと思いました。そして小中学校という義務教育の影響の大きさを感じ、そうした場で電子オルガンを演奏するということの責任や影響を改めて考えた次第です。

星ヶ丘学区の更なるご発展を祈念しております。本日は、誠におめでとうございました。
























冨岡久美子校長先生と





















2016年3月15日火曜日

卒業式出張演奏リハーサル

名古屋市内小学校卒業式で出張演奏の依頼があり、今日はそのリハーサル&レッスンでした。
僕は入退場曲の奏楽、合唱伴奏、卒業証書授与のBGMなど10曲程度の楽曲を電子オルガンで演奏させて頂きます。
お昼頃より会場入りし機材の設営、5時間目は合唱部分のみ電子オルガン合わせ練習および音楽表現レッスン、6時間目は、通し練習を行いました。長時間の練習でしたが、皆とても真剣に取り組んでくれていました。
特に合唱は発声が美しく2部合唱になっている校歌もとてもキレイに体育館に響いていました。本番の卒業式では、お祝いの気持ちを込め大切に演奏したいと思っています。




2016年3月13日日曜日

創作ミュージカル・ホール稽古


音楽を担当させて頂く創作ミュージカル(企画・運営:NPO法人リトミックGifu)のホール稽古でした。午前中は子ども達の場当たり中心でしたが、僕は楽屋で陰アナセリフなど劇中に使う音素材材の材のレコーディングをしていました。ステージでの稽古との兼ね合いで、昼休みにもレコーディングを行うため、僕はお弁当を食べながらの弾丸レコーディングディレクションでした。レコーディングをした子ども達は、「うわー、おもしろーい!!!!」と楽しそうでした。
 午後からは、通し稽古。今年は、音楽面で自分なりに色々刷新しているのですが、全体としてのバランスを考えながら、まだ決まっていないオープニング音楽、暗転ブリッジ音楽なども考えなければと思っています。本番まであと少しとなりましたが、体に気を付けて頑張りたいと思います。




2016年3月4日金曜日

論文集

電子キーボード(電子オルガンやシンセサイザー、電子鍵盤楽器全般)の学術研究を行う日本電子キーボード音楽学会の論文集が届きました。僕も寄稿しました。今回で3回目の寄稿となります。僕はもともと文を書くことがそれほど得意な方ではないのですが諸先生方の後押しやご指導も頂き、実践報告という形で寄稿させて頂きました。
最近、音楽活動をする上で色々な意味で責任を感じる時があります。それは、僕が電子オルガンを演奏することで電子楽器のイメージを良くも悪くも伝えることにつながったり、依頼で引き受ける仕事は、クライアントさんの後ろには色々な人達が関わっていることを感じるからです。どんなプロジェクトであれ、きっと多く人達が成功を願っていることを考えると置かれている状況に責任の重みを感じるのです。
より良い方向を目指し、発言したり行動を起こすことは勇気が必要ですが、自分なりに少しづつ進んでいけたらと思うこのごろです。