確定申告が終わり税務処理のため、いつもお世話になっている会計事務所の津田さんがみえました。僕がもの心つく保育園の時から実家の経理で時々みえてお世話になった人です。今思うと僕が中高生時代に津田さんが経理の最中なのに、隣の部屋で電子オルガンを大きな音でガンガン練習していて、さぞ迷惑だっただろうなと今更ながら思い出します。その津田さんも何と還暦なのだそう。当時から全く変わらないし若々しいのでビックリでした。様々な算出法のお話を伺っても僕には中々難しい内容が多いですが、次年度につなげていきたいと思います。
僕が「安井正規音楽事務所」の屋号申請をしてから早数年の歳月が経ちます。曲がりなりにも、こうして事業を継続させて頂けるのひとえに多くの皆さまの温かいご支援のお陰と心より感謝しております。引き続き、皆さまにより良いサービスを提供できるよう精進する所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
電子オルガン奏者/作編曲家 安井正規のブログです。日々、感じた事や思った事を気ままに綴っていこうと思います。ステージやホームページとは、違った角度から僕の想いを感じてもらえればと思います。
2016年4月27日水曜日
2016年4月22日金曜日
アースデイ
今日、4月22日はアースデイ(地球の日)なのだそうです。このアースデイとは、地球環境について考える日として提案された記念日です。僕が、初めてコンクールでオリジナル作品を発表したのは、中学2年の時に作曲した環境問題をテーマにした曲「大自然〜地球の為に〜」です。この曲は、その年の中学校の文化祭有志アトラクションとして開催した電子オルガンコンサートでも発表しました。それ以降、地球や環境問題をテーマにした曲を作ったり、コンサートをするようになった気がします。下記の「地球の鼓動〜feat.初音ミク〜」も、もともとは環境問題をテーマにした創作ミュージカル「地球のふしぎ」(企画運営:リトミックGifu)用に作曲したものをリメイクしたものです。今年は、伊勢志摩サミットの開催年ですし、今後学校コンサートや親子コンサートでもライブ演奏できたらと思っています。
歌ってみた版はコチラ ⇩
歌ってみた版はコチラ ⇩
ペイドパブリック?
今日、自宅で制作仕事をしていたら一本の電話が。「週刊〇〇の記事を書いている者です。エレクトーン奏者の安井正規さんですか?」と。
「はて?よく美容院とか病院とかに置いてある有名週刊誌の人が何の用事?何か揺すられるのでは?」と思いつつ恐る恐る用件を聞いてみると、雑誌の企画ページで僕の活動を雑誌で紹介したいとのこと。
「?」「それって有料ですよね?」と聞いてみると、「有償となります。何分の1の枠で5万円です。」丁寧にお断りしました。 やっぱりペイドパブリック(記事広告)系の勧誘電話でした。
昔から、音楽系雑誌などではアーティストの所属事務所がプロモーションとして記事広告を出したり、取材商法とか提灯記事の話は良く聞いていましたが、まさか女性週刊誌から電話があるなんて。有名芸能人でもないのに、、、。数撃ちゃ当たるみたいな感じなのでしょうか。ちなみに僕の事務所のプロモーションは、余裕がなくホームページ、ブログや動画配信など費用負担のほとんどかからないものでやっています(汗)。というかプロモーションにたくさんの費用をかけるよりも、機材やスキルアップに投資し、より良いサービスを提供できればというスタンスでやっています。
うーん、考え方が古いでしょうか? ペイドパブリックやステルスマーケティングなどの全てを否定する気はありません。世の中、きっと割り切れないグレー(曖昧)な部分があって回っているのかもしれません。(少し大人ぶってみた。)他にもコンテスト&コンクール商法、自費出版商法など色々なビジネスがあり、気を付けなければと思うこの頃です。
「はて?よく美容院とか病院とかに置いてある有名週刊誌の人が何の用事?何か揺すられるのでは?」と思いつつ恐る恐る用件を聞いてみると、雑誌の企画ページで僕の活動を雑誌で紹介したいとのこと。
「?」「それって有料ですよね?」と聞いてみると、「有償となります。何分の1の枠で5万円です。」丁寧にお断りしました。 やっぱりペイドパブリック(記事広告)系の勧誘電話でした。
昔から、音楽系雑誌などではアーティストの所属事務所がプロモーションとして記事広告を出したり、取材商法とか提灯記事の話は良く聞いていましたが、まさか女性週刊誌から電話があるなんて。有名芸能人でもないのに、、、。数撃ちゃ当たるみたいな感じなのでしょうか。ちなみに僕の事務所のプロモーションは、余裕がなくホームページ、ブログや動画配信など費用負担のほとんどかからないものでやっています(汗)。というかプロモーションにたくさんの費用をかけるよりも、機材やスキルアップに投資し、より良いサービスを提供できればというスタンスでやっています。
うーん、考え方が古いでしょうか? ペイドパブリックやステルスマーケティングなどの全てを否定する気はありません。世の中、きっと割り切れないグレー(曖昧)な部分があって回っているのかもしれません。(少し大人ぶってみた。)他にもコンテスト&コンクール商法、自費出版商法など色々なビジネスがあり、気を付けなければと思うこの頃です。
2016年4月20日水曜日
アレンジ
歌モノの既成曲のアレンジをしています。アレンジと言っても今回はカラオケや伴奏音源を作るのではなく、メロディラインのリズムを少し変化させ今風にするということを試みています。もちろん楽器用ではなく、歌うためのアレンジです。
具体的には、所々の部分にウラ拍から始まるようフレーズを変更します。こうすることで弱拍が強拍に変わり、より今っぽいフレーズになるのではないか?と考えたからです。ただ、闇雲にどのフレーズもこの処理をすると聞きづらい、歌いづらい痛い曲になってしまうのでパソコンを使ってあれやこれやと試行錯誤です。
近年、歌謡曲が合唱曲にアレンジされて、コンクール課題曲や卒業ソングにもなっていますが、「なんでこんなにリズムが難しいのだろう?」と弾き歌いしながら思っていたのです。例えば、音符と音符をつなぐ「タイ」という記号が連続して出てきたり、「ウターターター」とウラ打ちリズムがよく出てきたり、「最近の曲は歌モノなのに初見で弾き辛いー!!」と思っていました。でも、ある時これこそが現代曲の特徴で、曲を今っぽくするコツなんだと今さらながら気が付いたのです(汗)。リズムを変更することで、ポップス歌唱のシャクリやコブシも入れやすくなった気がします。
これから、仮歌師さんにお願いして、一度このアレンジを歌ってもらおうと思っています。どうなるか?楽しみです。
*この度の熊本県地方を震源とした「平成 28 年熊本地震」にお きまして、お亡くなりになられた方々へ謹んでお悔やみを申し上げます。また、被災されました 皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一刻も早い復興を祈念いたします。
具体的には、所々の部分にウラ拍から始まるようフレーズを変更します。こうすることで弱拍が強拍に変わり、より今っぽいフレーズになるのではないか?と考えたからです。ただ、闇雲にどのフレーズもこの処理をすると聞きづらい、歌いづらい痛い曲になってしまうのでパソコンを使ってあれやこれやと試行錯誤です。
近年、歌謡曲が合唱曲にアレンジされて、コンクール課題曲や卒業ソングにもなっていますが、「なんでこんなにリズムが難しいのだろう?」と弾き歌いしながら思っていたのです。例えば、音符と音符をつなぐ「タイ」という記号が連続して出てきたり、「ウターターター」とウラ打ちリズムがよく出てきたり、「最近の曲は歌モノなのに初見で弾き辛いー!!」と思っていました。でも、ある時これこそが現代曲の特徴で、曲を今っぽくするコツなんだと今さらながら気が付いたのです(汗)。リズムを変更することで、ポップス歌唱のシャクリやコブシも入れやすくなった気がします。
これから、仮歌師さんにお願いして、一度このアレンジを歌ってもらおうと思っています。どうなるか?楽しみです。
*この度の熊本県地方を震源とした「平成 28 年熊本地震」にお きまして、お亡くなりになられた方々へ謹んでお悔やみを申し上げます。また、被災されました 皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一刻も早い復興を祈念いたします。
2016年4月14日木曜日
反省会&打ち合わせ
NPO法人リトミックGifu事務局長の出崎拓哉先生が先日のミュージカル「ステップ」で使用したカラーガード(フラッグ)を返却しにお越しくださりました。まだ本番を終えたばかりのところですが、今年のミュージカル「ステップ」の反省会、来年度のミュージカルの打ち合わせも行いました。拓哉先生は、ミュージカルの脚本・演出を担当、また岐阜県大垣市音楽協会の若手常任理事としても活躍されています。僕がNPO法人リトミックGifuさんのミュージカルに携わるようになって10年以上になります。お持ち頂いた以前の公演DVDを鑑賞しながらの会となりましたが、その当時としては最善を尽くしたと思っていても自分が担当している音楽について、未熟な点が多いと痛感します(汗)。舞台音楽の製作方法や子ども達が好む楽曲の特徴も以前に比べ大分変わってきているため、あわせて実際に音を出し検証しながら説明させて頂きました。
写真は、電子オルガンを試弾する出崎拓哉事務局長さんです。
追記:ミュージカル公演「ステップ」での東日本大震災募金は、これまでで最高額の募金が集まったそうです。募金に協力頂いた皆さま、心よりお礼申しあげます
追記:ミュージカル公演「ステップ」での東日本大震災募金は、これまでで最高額の募金が集まったそうです。募金に協力頂いた皆さま、心よりお礼申しあげます
2016年4月10日日曜日
ミッフィー展へ
2016年4月9日土曜日
創作ミュージカル「ステップ」レポート
先日、終演した創作ミュージカル「ステップ」(主催:大垣市・大垣市教育委員会 企画・運営:リトミックGifu)のレポートです。いつもブログは、基本的にどなたに読んで頂いても分かりやすいように書くことを念頭に書いていますが、今回はやや専門的な内容も含みます。この点、ご容赦頂ければ幸いです。
ミュージカル「ステップ」の音楽作りは、僕にとって大きな方向転換が必要となりました。まず、どうして方向転換が必要になったかというと、最近色々なコンサートでリクエストにあがる曲が以前と比べ、曲の傾向が変わってきていると感じたからです。つまり嗜好(好み)や感覚の変化です。
日頃、私たちは、テレビ、ラジオ、インターネット、学校、商業施設、ありとあらゆる場所で音楽が溢れ接する環境にいるので、その音楽に対するの嗜好の変化を感じることは少ないかもしれません。 リトミックGifuさんのミュージカルは、主に小学生が出演するのですが、今の小学生ぐらい年代の子ども達が口ずさむ歌、リズムに乗って踊る曲というのが、4〜5年前と比べても大きな変化があると感じます。人気のあるアニメソング、アイドルソング、ボカロ曲、歌謡曲を分析してみるとアップテンポ、バラードを問わず、特に平歌(ひらうた)と呼ばれるサビ以外の部分が、非常にリズムが細かくシンコペーションといって複雑なリズムで、オーバーに言うとラップに音程をつけたような節まわしの曲が多いのです。 また、アレンジもEDM(エレクトリックダンスミュージックの略)をはじめ、DTMを活用した、いわゆる「打ち込み」系の音楽のアプローチが台頭していると感じます。
ミュージカルでは、作品として脚本とともに音楽の役割が大きく重要で、特に創作ミュージカルの場合、定まった評価があるわけではないので時代に対応した楽曲が必要になってきます。(昔のシーンを表現するためなど特別な演出上の理由がある場合は除く。) 「時代に合った曲⇨出演する子ども達、親御さんのモチベーションUP⇨集客にもつながる」というサイクルが生まれると僕は考えます。
今回の物語の舞台は、架空の学校で行われるダンスバトル大会なのでダンスミュージックを基調として舞台音楽を構成しました。前述のEDM(エレクトリックダンスミュージックの略)は、歌謡曲、アニソン、アイドルソング、ゲームミュージック、高級車のCMなどでも、EDMそのものでなくとも、その製作手法やテイストが採り入れられており、現代において聞かない日はないジャンルの音楽です。欧米に比べクラブカルチャーがそれほど浸透していない日本においても、あらゆる局面で耳にするサウンドで「今の音」としてどうしても採り入れなければならない要素でした。 しかし、ゼッド、ナイフパーティー、アヴィーチ、スクリレックス、ゲッタなど、その分野で著名なアーティスト、トラックメーカーさんの作品を聴いてみると、「この音は一体どうやって作っているの?」と思うものばかり。 色々調べてみると、作曲の方法そのものも違っていました。
ループといって4〜8小節程度を単位としたコードやリズムのパターンをまず作り、そのパターンを何度も繰り返し、パートを増減させ展開をつけていくというものでした。ダンスミュージックでは、使用されている音楽ソフトもそうしたループを元に展開しやすいソフト(Live 、MASCHINE、Fl Studioなど)が使われているようです。また、サンプルと言って録音された短い音素材を切り貼りしたり、楽曲そのものをスライスといって切り刻んで、曲の素材と使用するなど、今まで僕が思っていた作曲という概念とは、全く違うものでした。 リミックス、マッシュアップといったDJやクラブカルチャーから生まれたトラックメイキングにもつながる手法です。 これまでEDM系のアーティストやトラックメーカーさん達は、DJも兼任していたりDJ出身者が多いので謎でしたが、楽曲製作手法を知ることで僕の中で点と点が繋がった気がしました。
また、このテの音楽で肝となるシンセの音作り、エフェクト処理やサウンドメイクのノウハウも企業秘密というか公開されてない部分が多く、とにかくガイドブックを読みあさったり、インターネットを検索したりして情報集めに奔走しました。
テープストップ、スタッター、グリッチ、カットアップ、フィルターアレンジ、サイドチェイン、ウォブルベース、グロウルベース、ノイズ、チップチューン、ゲーターなど、最近よく聞かれるサウンドを楽曲に盛り込みました。まだまだわからない部分も多々ありますが、「聴く人が聴けばやりたいことはわかる」ぐらいのところには持っていけたかなと思っています。
難しかったのは、ただカッコ良い曲を作れば良いというわけではなく、舞台音楽としてミュージカルのストーリーやシーン、演出に合った楽曲でなければならないというところです。また、鑑賞される層のは小さな子どもからお年寄りまでみえるのでバランスも大切です。
演出の出崎拓哉先生からは全体的に「スポ根アニメ」のような感じというオーダーがあったので、テーマ曲のメロディーラインには例えば「アッタクナンバー1」「巨人の星」のような「昭和感漂う古き良き日本的なスポ根魂」テイストを入れたつもりです。オープニングソロ演奏では、「現在・過去・未来」「三相女神(トリプルゴッデス)」「創造・維持・破壊」というような意味で「トリニティ」と名付け、クラブミュージック的なテイストや手法・発想で激しく移変り行く時代を表現した曲をVJ(ビデオジョッキー)風に編集したCGとタイトルロゴやテロップを入れ紗幕にプロジェクター投影し演奏しました。
ダブステップ、コンプレクストロ、エレクトロハウス、グリッチホップ、テクノポップなどをはじめ普段のステージでは、ほとんど演奏しないジャンルをたくさん聴き勉強しましたが、こうした音楽は他のジャンルとの親和性も高いので、今後の作曲活動にも生かしていけたらと思っています。
最後に、今回、僕の音楽の大きな方向転換について受け入れ、ご理解を頂いたスタッフの皆様、出演者、保護者の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
ミュージカル「ステップ」の音楽作りは、僕にとって大きな方向転換が必要となりました。まず、どうして方向転換が必要になったかというと、最近色々なコンサートでリクエストにあがる曲が以前と比べ、曲の傾向が変わってきていると感じたからです。つまり嗜好(好み)や感覚の変化です。
日頃、私たちは、テレビ、ラジオ、インターネット、学校、商業施設、ありとあらゆる場所で音楽が溢れ接する環境にいるので、その音楽に対するの嗜好の変化を感じることは少ないかもしれません。 リトミックGifuさんのミュージカルは、主に小学生が出演するのですが、今の小学生ぐらい年代の子ども達が口ずさむ歌、リズムに乗って踊る曲というのが、4〜5年前と比べても大きな変化があると感じます。人気のあるアニメソング、アイドルソング、ボカロ曲、歌謡曲を分析してみるとアップテンポ、バラードを問わず、特に平歌(ひらうた)と呼ばれるサビ以外の部分が、非常にリズムが細かくシンコペーションといって複雑なリズムで、オーバーに言うとラップに音程をつけたような節まわしの曲が多いのです。 また、アレンジもEDM(エレクトリックダンスミュージックの略)をはじめ、DTMを活用した、いわゆる「打ち込み」系の音楽のアプローチが台頭していると感じます。
ミュージカルでは、作品として脚本とともに音楽の役割が大きく重要で、特に創作ミュージカルの場合、定まった評価があるわけではないので時代に対応した楽曲が必要になってきます。(昔のシーンを表現するためなど特別な演出上の理由がある場合は除く。) 「時代に合った曲⇨出演する子ども達、親御さんのモチベーションUP⇨集客にもつながる」というサイクルが生まれると僕は考えます。
今回の物語の舞台は、架空の学校で行われるダンスバトル大会なのでダンスミュージックを基調として舞台音楽を構成しました。前述のEDM(エレクトリックダンスミュージックの略)は、歌謡曲、アニソン、アイドルソング、ゲームミュージック、高級車のCMなどでも、EDMそのものでなくとも、その製作手法やテイストが採り入れられており、現代において聞かない日はないジャンルの音楽です。欧米に比べクラブカルチャーがそれほど浸透していない日本においても、あらゆる局面で耳にするサウンドで「今の音」としてどうしても採り入れなければならない要素でした。 しかし、ゼッド、ナイフパーティー、アヴィーチ、スクリレックス、ゲッタなど、その分野で著名なアーティスト、トラックメーカーさんの作品を聴いてみると、「この音は一体どうやって作っているの?」と思うものばかり。 色々調べてみると、作曲の方法そのものも違っていました。
ループといって4〜8小節程度を単位としたコードやリズムのパターンをまず作り、そのパターンを何度も繰り返し、パートを増減させ展開をつけていくというものでした。ダンスミュージックでは、使用されている音楽ソフトもそうしたループを元に展開しやすいソフト(Live 、MASCHINE、Fl Studioなど)が使われているようです。また、サンプルと言って録音された短い音素材を切り貼りしたり、楽曲そのものをスライスといって切り刻んで、曲の素材と使用するなど、今まで僕が思っていた作曲という概念とは、全く違うものでした。 リミックス、マッシュアップといったDJやクラブカルチャーから生まれたトラックメイキングにもつながる手法です。 これまでEDM系のアーティストやトラックメーカーさん達は、DJも兼任していたりDJ出身者が多いので謎でしたが、楽曲製作手法を知ることで僕の中で点と点が繋がった気がしました。
また、このテの音楽で肝となるシンセの音作り、エフェクト処理やサウンドメイクのノウハウも企業秘密というか公開されてない部分が多く、とにかくガイドブックを読みあさったり、インターネットを検索したりして情報集めに奔走しました。
テープストップ、スタッター、グリッチ、カットアップ、フィルターアレンジ、サイドチェイン、ウォブルベース、グロウルベース、ノイズ、チップチューン、ゲーターなど、最近よく聞かれるサウンドを楽曲に盛り込みました。まだまだわからない部分も多々ありますが、「聴く人が聴けばやりたいことはわかる」ぐらいのところには持っていけたかなと思っています。
難しかったのは、ただカッコ良い曲を作れば良いというわけではなく、舞台音楽としてミュージカルのストーリーやシーン、演出に合った楽曲でなければならないというところです。また、鑑賞される層のは小さな子どもからお年寄りまでみえるのでバランスも大切です。
演出の出崎拓哉先生からは全体的に「スポ根アニメ」のような感じというオーダーがあったので、テーマ曲のメロディーラインには例えば「アッタクナンバー1」「巨人の星」のような「昭和感漂う古き良き日本的なスポ根魂」テイストを入れたつもりです。オープニングソロ演奏では、「現在・過去・未来」「三相女神(トリプルゴッデス)」「創造・維持・破壊」というような意味で「トリニティ」と名付け、クラブミュージック的なテイストや手法・発想で激しく移変り行く時代を表現した曲をVJ(ビデオジョッキー)風に編集したCGとタイトルロゴやテロップを入れ紗幕にプロジェクター投影し演奏しました。
ダブステップ、コンプレクストロ、エレクトロハウス、グリッチホップ、テクノポップなどをはじめ普段のステージでは、ほとんど演奏しないジャンルをたくさん聴き勉強しましたが、こうした音楽は他のジャンルとの親和性も高いので、今後の作曲活動にも生かしていけたらと思っています。
最後に、今回、僕の音楽の大きな方向転換について受け入れ、ご理解を頂いたスタッフの皆様、出演者、保護者の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
2016年4月6日水曜日
新曲打ち合わせ
2016年4月5日火曜日
小牧市政だより
小牧戦国少女隊の活動が「小牧市政だより(YouTube)」で公開されています。僕も作曲、レコーディングで関わった楽曲が流れていて嬉しく思います。ぜひ、これからも地域の活性化を担うブランドメッセンジャーとして益々の活躍を祈念しております!!
<小牧戦国少女隊について> 平成25年12月22日に小牧市市民会館で開催した市民劇「小牧山城夢語~信長より刻を越え~」に出演するために公募で集まった、歌って踊ることのできる小中学生のグループです。 平成26年度からは、小牧市のブランドコンセプト「夢・チャレンジ始まりの地 小牧」をPRするために活動を継続。平成27年4月からは新しいメンバーを加え、活動をしています。
⬆︎
交通安全キャンペーンにて「交通安全及び犯罪3N(ない)宣言」をする小牧戦国少女隊メンバーの皆さん。
<小牧戦国少女隊について> 平成25年12月22日に小牧市市民会館で開催した市民劇「小牧山城夢語~信長より刻を越え~」に出演するために公募で集まった、歌って踊ることのできる小中学生のグループです。 平成26年度からは、小牧市のブランドコンセプト「夢・チャレンジ始まりの地 小牧」をPRするために活動を継続。平成27年4月からは新しいメンバーを加え、活動をしています。
⬆︎
交通安全キャンペーンにて「交通安全及び犯罪3N(ない)宣言」をする小牧戦国少女隊メンバーの皆さん。
2016年4月4日月曜日
創作ミュージカル「ステップ」
登録:
投稿 (Atom)