アイドル系楽曲依頼案件のオケアレンジをしています。
通常、こうした歌謡ポップスの制作プロセスは、曲を書く人、アレンジする人、演奏する人、レコーディングのエンジニアさんと分業で行います。
しかし僕の事務所のような小さな零細事務所は、お願いする余裕がなく、ほとんど1人で行っています。(涙)コンペなんかですと勝ち残るためコーライティングと言って共同制作や共作する場合も多いのだとか。
ただ今回の案件は、制作期間、納期も短く、あれこれ共同制作する時間的余裕もないのです。
ミュージカルなどの舞台音楽もそうですが、曲のサイズやアレンジが決まらないと、ダンスや振り付けができないので、振付スタッフさんにご迷惑をおかけしないよう納期に間に合うよう作業を進めなくてはなりません。(汗)
パフォーマンスをイメージしながら浮かんだアイデアを形にしていくのですが、アイデアはスイッチを押せば出るわけではないので大変です。
納期が迫っている時は、自分を信じ、あれこれ悩まず、「エエーイ!これで決まり!!」と半ば諦め?ゴリ押し?する時もあります。
今回もそうですが、案件が重なったりすると、当たり前ですが、1曲だけに専念できるわけでなく、こっち進めて、次はこっちと違う曲を少しずつ同時に進めなくてはならないのです。パソコンのソフトを幾つか同時に立ち上げて作業する感じでしょうか?
でも作曲を専業にされている作家さんは、こんなもんじゃなく、コンペに毎月何十曲も提出されているわけで本当に頭が下がります!!
今回の曲のアレンジは、「とにかく明る感じで!!!」というご要望があり、テンションアゲアゲになるように王道アイドルソングとキラキラ美少女系アニソンを足して2で割ったイメージでアレンジを進めています。何とかデモ音源をメールで送ることが出来ました。これから、細かな作業を進めてオケを完成させていきます、、、、。
動画は、DTMの打ち込みやアレンジの様子です。
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