今年も緑陰教室のプログラムとして電子オルガンコンサートをさせて頂くことになり、講師打ち合わせ会に出席してきました。
緑陰教室は、小学生を対象にした60年以上続く歴史ある林間学校プログラムです。
事前の打診で今年の電子オルガンコンサートは、高学年・低学年で分けて開催してほしいとのことだったので、僕は勝手に全学年同時鑑賞だと会場の講堂がギュギュウ(毎年700名以上が緑陰教室に参加。)になってしまう理由からだと思っていましたが間違いでした。
理由は、高学年にはもう少し普段あまり聴かないような音楽鑑賞用としての意義のある楽曲を聴かせたいというという願いからで、結論は最初、1コマ目は全学年で鑑賞、2コマ目は低学年は退出し、高学年のみで鑑賞するということで決まりました。
僕としてはいつもより、時間枠が多くなることを意味するので、より念入りにプログラムを考えなければと思った次第です。
平成21年に創祀1900年事業として奉納「電子オルガンリサイタル」をさせて頂いてから、織田信長さんも戦勝祈願に来たという歴史ある熱田神宮さんで現代テクノロジーの産物である電子オルガンコンサートをさせて頂くことを自分は時々、不思議に感じる時もあります。
以前、車のお祓いに伺った時の話ですが、お祓い後に突然、お祓いをしてくださったお若い神主さんから「いつもお世話になっていますー!!電子オルガンの安井先生ですよね!」とお声をかけて頂き、びっくりして赤面したことがあったり、近所の人から、子どもが「コンサート(熱田神宮緑陰教室の電子オルガンコンサート)楽しかったー」と言ってましたと親を通じて報告があったりと、なんと言いますか音楽教室や楽器店・メーカーイベント以外の環境においても、電子オルガンが演奏の度に説明の必要な特別な楽器としてではなく普通に受け入れられていることを感じたり、また、コンサートのイメージが「安井さん=電子オルガン」というイメージにつながり自分の知らないところでそれが定着している感じがしたのです。
打ち合わせの会場である文化殿の講堂では、熱田まつり全国献書大会の作品が展示されました。少し鑑賞させて頂きましたが、子どもの頃、ゴールデンウィークの時期に開催される神宮神苑写生大会によく従兄弟たちと参加していたなと思い出していました。
今年は、新しい形での緑陰教室コンサート開催になりますが、鑑賞する子ども達にとって良い思い出になってくれたらと思います。
<熱田まつり全国献書大会展示の様子>
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<昨年の緑陰教室電子オルガンコンサートの様子です>
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