音楽教室新人研修2回目が無事終わりました。接客マナー的なことから、事務手続き、僕が生徒役になり、研修担当の先生によるアルトサックスの模擬体験レッスン受講などがありました。
研修を受けながら、自分が音楽教室にお世話になった頃を思い出していました。
先生の個人教室から楽器店&メーカー経営教室、音楽系大学受験向けの教室など時期によって色々な音楽教室にお世話になりましたが、この頃に比べ音楽教室の種類やコースの選択肢が本当に増えてきているなと思います。また、それぞれ教室の特色や独自のカラーを打ち出している気がします。
以前、某楽器店の音楽教室担当の方が言ってみえたことで印象的だったのは、1人音楽教室に入会してもらうためには、広告費が1人あたり4万円くらいかかっている計算になるということを伺ったことです。確かに最近テレビやインターネットにチラシにと音楽教室の広告をよく見かけますよね。
音楽講師活動についてよく話題になるのが音楽教室に所属するか、先生がオーナーになって個人音楽教室を立ち上げるか、どちらの選択肢が良いか?という話になります。
適正、個人差もあり、一概に言えませんが、総じて一般的に音楽教室に所属する講師の仕事の講師の1レッスンの収入単価は、オーナー兼講師の個人経営に比べ少なくなる傾向にあり、逆にオーナー兼講師という個人教室は、価格設定も自由に出来、収入は全て講師の収入になる反面、広告費用や設備など経営にかかる費用もかかるという相関関係があります。演奏活動を事務所所属で行うかフリーで行うかという話にも近いです。
これは、昔からよく言われていたことですし、今さらという感じもしますが、音楽講師の仕事というのは、レッスンを含め、音楽のことだけを考えていれば良いというわけではなく、音楽教室に所属するしないに関わらず、経営やサービスといった音楽以外のことを考えなくては続けることが出来ない仕事だということを今回の研修で実感しましたね。
今月は、カシオミュージックサークル講師資格取得者のための新人研修もあります。中々、ハードな毎日ですが社会勉強ができる良い機会と捉え、体に気をつけ頑張りたいと思います。
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