2009年12月24日木曜日

クリスマスキャロル無事終了




お昼から雨が降りましたが、開催時には止み無事クリスマスキャロルinタワーズライツが終了しました。寒い中、応援に駆けつけて下さった皆様ありがとうございました。今年で7回目のこのイベントですが、反響板のない野外でのステージのため計4本のマイクを設置しミキサーでリバーブ(エコー)をかけました。ビッグバンドやオーケストラ、ハープや時にパイプオルガンと演奏曲ごとに音色を変えて演奏しましたが、気温が低く小雨の降るという環境の中、実際にこのような編成で今回の会場で伴奏することは環境的にも物理的にも不可能ですし指揮や合唱の呼吸やテンポに合わせて多数のパートを一人で同時に演奏できるのは、電子オルガンだからできる伴奏だと思います。電子楽器は、テレビやCDのようにスピーカーから出力しますが、だからこそあらゆる制約(スペース的、音響的、経済的に)がある環境でも対応できる可能性を感じます。逆に言えば、私たち達は、常に制約の中で生きており各種音楽活動における社会のニーズは環境の整ったホールやサロンだけでなく非常に多様で、アコースティックでは、カヴァーできない部分を代替するのも現代社会における電子楽器の重要な使命と言えるかもしれません。主催の名古屋YMCAスタッフをはじめワイズメンズクラブの皆様には、機材の搬出入や設営を皆さんで手伝って頂き助かりました。本当にありがとうございました。
写真は、本番の様子から。指揮は、橋爪圭子先生(名古屋二期会理事)。

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