レコーディングも正念場になってきました。今日は、主にピアノ伴奏録音と歌入れでした。音声学がご専門の朱先生が言語の発音チェック担当、僕は音楽全般のアドバイザーという体制でレコーディングを行いました。朝10時から午後9時半までの長丁場。テクニックや難しい音程とり、高音の発声が要求されるいわゆる芸術歌曲に分類される楽曲も多数あり、皆、精神的、体力的にも本当に大変だったと思います。しかし歌い手さんが録音する時に時折見せる幸せなそうな表情を見た時、歌う事が本当に好きなんだなと思いました。また、お互いが問題点をチェックし合いより良い音楽を追求する姿は、素晴らしいと思いました。芸術の道は、終わりの無いとても厳しい道です。しかし、音楽に接しているとまばゆい光に包まれるような瞬間があり、それが人を惹き付けるのだと思います。今日のレコーディングも音楽の光を見たような気がしました。写真は、レコーデイングの様子から。
以前、このブログで紹介したメンバーの他にも熱田神宮奉祝電子オルガンリサイタルの時に共演させて頂いた上記写真中央の宮地ともこさん(「俳優館」及び「むすめ歌舞伎」所属)も録音にみえ久しぶりに再会しました。
今日のメンバー 朱先生、鈴木さん、笠木さん、木下さん、宮地さん
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