来年4月に開催予定のNPO法人リトミックGifu創作ミュージカル特別レッスンのため、大垣市和合地区センターに伺ってきました。
NPO法人リトミックGifuさんは、大垣市(岐阜県)に拠点を置き、リトミックの様々な要素を採り入れ、電子オルガン・ソロ演奏を活用した子ども達による創作ミュージカルを毎年、発表されています。
このような独創的な子ども創作ミュージカル活動を続ける団体は、全国的にも希少で公益財団法人パナソニック教育財団の子どもたちの「こころを育む活動」にて奨励賞を受賞するなど高い評価を受けてみえます。
僕は、この団体の外部スタッフとして電子オルガン演奏や作編曲を担当させて頂くようになって早いもので10年以上の歳月が経ちます。
子どもミュージカルの難しい所は、多感な小学生の子ども達が多数出演するというとことろ。流行にも敏感な年頃ですし、音楽も今の時代のテイストを盛り込んでいかなければ、子ども達の意欲低下に直結します。普段、テレビやユーチューブなどで耳に馴染んだサウンドも、実際に自分が歌ったり、演奏するとなると、どうすれば良いか「????」という壁に突き当たります。
ましてや、指導するとなると指導者も試行錯誤や相応の学習が必要になってきます。
電子オルガンによるミュージカル音楽作りも、他のスタッフさんと連携をとりながら、どうしたら限られた時間の中で効果的な音楽になるか考えなくてはなりません。
今日のレッスンは、まず先日のYMCAクリスマスキャロリングコンサートでも演奏した「恋」「ペンパイナッポーアッポーペン」「前前前世」をメドレーアレンジした「2016ヒットソングスペシャルメドレー」の電子オルガン演奏からスタート。
子ども達に今のヒットサウンドを歌唱やダンスの参考にしてもらいたかったからです。
シンコペーションやビート、ウラ拍について、ゆっくり時間をかけて解説しました。
いわゆる「リズムを食う」「リズム食い」についてなのですが、実際のミュージカル曲で歌唱しながら、具体的なポイントを説明しました。
テンポが早くリズムが複雑な現代のポップスやダンスには、どうしても体得したい重要かつ基本的なテーマで、「しゃくり」などの歌唱法にも密接に関連してくる要素ですが、言葉で子ども達に説明するのは限界があり、音、耳、体で感じる必要があります。
ポイントを確認しながら、区切りながら繰り返し練習していくと、どんどんグルーブ感が生まれ、表情も明るい笑顔になっていきます。高学年の子ども達対象でしたが夏の特別レッスンの時のから、非常に成長がみられ、予定していた解説が必要ないほどでした。
下記の動画は、川村香織先生が撮影してくださったレッスンの様子を簡単に編集したものです。(子ども達が映るので低解像度でアップしています。)
NPO法人リトミックGifuのミュージカル公演では、多数の指導スタッフの先生方が関わってみえます。下記写真にてご紹介させて頂きます。
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左:理事長の出崎恭子先生、右:事務局長の出崎拓哉先生。
恭子先生は、東海地方のリトミック教育のパイオニアです。
大垣市芸術文化奨励賞受賞。、岐阜県地域子ども支援賞受賞なども
受賞されてみえます。
事務局長の拓哉先生は、演出担当。大垣市音楽協会理事としても活躍中です!
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リトミック部分を担当されている川村香織先生。
音楽教室「おんがくの森」を主宰する一方、
リトミック研究センターのリトミック指導者養成講座をはじめ
各地のリトミック講座で大活躍中の大人気の先生です。
岐阜県「かがやく女性」にも認定されてみえます!
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歌唱指導・指揮・作詞担当の小林優美先生。
出崎恭子先生のもとでリトミックを学ばれました。
今回のミュージカルの脚本も手がけるなど多彩な先生です!
リトミックGifuミュージカルから生まれた
僕のオリジナル曲「地球の鼓動」の作詞者です。
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振付・ダンス指導の北川雅恵先生。
松栄楽器大垣本店にてミュージカルコースを担当され、
隔年で公演をされてみえます。
ピアノ講師としても活躍されてみえます!
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稽古ピアノやトーンチャイムの指導をされている桑原まゆこ先生。
ピアニストとしても活躍歴がある先生です!
この他にも、写真に収めることはできませんでしたが
指導スタッフの大橋るみ子先生、炭竃知恵子先生、福富綾子先生
ダンスの毛利久美先生、衣装の工藤祐子先生、照明の出崎あゆみ先生がみえます。
多数のスタッフさんが関わり作り上げる子ども創作ミュージカル。
毎年楽しみにしてみえるリピーターやファンの方も増えているそうです。
僕も良い公演になるよう頑張りたいです!!
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