電子オルガン奏者/作編曲家 安井正規のブログです。日々、感じた事や思った事を気ままに綴っていこうと思います。ステージやホームページとは、違った角度から僕の想いを感じてもらえればと思います。
2016年3月23日水曜日
DAWソフトをアップグレード!!
DAWソフトをアップグレードしました。DAWとはデジタルオーディオワークステーションの略です。簡単に説明すると打ち込みとレコーディング機能を備えたDTM(デスクトップミュージック)ソフトです。現在ではレコーディング機能を備えたソフトが一般的になりましたが、僕が学生の頃はパソコンでレコーディングする、いわゆるハードディスクレコーディングが出始めで個人で所有するのには高値の花(業界標準Pro toolsシステム200~300万)の時代でした。 その頃は、DTMといえば、まだまだ打ち込んで音源を鳴らすことがメインの時代です。 そもそも僕がレコーディングに興味を持ったのは、大学生時代にメジャーデビューしてCDを出しているアーティスト兼プロデューサーさんの個人スタジオを見学させてもらったのがキッカケです。 個人スタジオなのですがSSLというアナログの大きなミキサー卓があり、ドラムもバスドラ、シンバル、タム、スネアと別々にパラ録音してあって、コンプやイコライザーをあれやこれやと触っていくうちに音が変わっていくのに大きな衝撃を受けたのです。 今では当たり前ですがバンド曲なのに当時としては珍しくストリングス(弦楽器)が入っているアレンジで、そのストリングスの高音をイコライザーで持ち上げるとバイオリンの指板を押さえる指の様子が目に浮かぶような艶やかなビブラートがくっきりと現れ感動したものです。
それ以降、パーソナルユース用に開発されたCDも焼けるRoland VS1680というハードディスクレコーダーを使って多重録音して曲を作ることになります。 CD(CDR)が個人で焼けるのに大きな喜びもありましたね。初めてCDを焼いてステレオで自分の曲を流した時は「わーい!!」と飛び上がりました。 このRolandのハードディスクレコーダーは、何といまだに現役!!ライブやレコーディングにセカンド機材として使用しています。少し重いのが難点ですが愛着もありかゆい所に手が届くというか何かと便利なのです。
技術の進歩は音楽業界に大きな変化をもたらしています。しかしこれは、音楽業界に限ったことでなく、逆らっても変えることが出来ない大きな時代の流れであるならば、逆に受け入れ自分も変化することを楽しめる余裕が欲しいと思う今日この頃です。
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愛機:Roland VS1680
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