会場には、本当にたくさんの保護者、地域の方、ご来賓がご列席、ご臨席され、とても盛大な卒業式でした。 子ども達と電子オルガンとの合わせは1回のみのリハーサルでしたがピッタリと決まり、ホッとしています。
校長の冨岡久美子先生は、僕が小学1年時の担任の先生で4年生から入部していたマーチングバンド部や放送委員会でもお世話になった恩師です。先生が一度学校を出て社会教育指導主事をされてみえていたころ僕は音大生で、生涯学習センターの特別公開講座としてホールコンサートを企画してくださったり、僕が大学を卒業し、先生は小学校に戻られて教務主任、教頭時代の勤務校でも機会があるごとに音楽鑑賞会など演奏の機会を作って下さりました。今年で定年退職を迎えられ先生にとっては、現役最後の卒業式となることを伺い、卒業のお祝いの気持ちとこれまでお世話になった先生へのお礼と感謝の気持ちも込め、電子オルガンを演奏させて頂きました。
実はこの星ヶ丘小学校、5年前の50周年の記念式典でも電子オルガンソロコンサートをさせて頂いており、今回の卒業式に参加した6年生は2年生、5年生は、1年生の時に僕の演奏を聴いています。リハーサルの時、僕のことを覚えているか子ども達に質問してみると「*金ピカスーツの先生!!」と覚えていてくれて嬉しかったです。
*学校コンサートでは名古屋のシンボル金シャチをイメージした金色の総スパンコールスーツを着用して演奏しているため。関連ページ
6年生は退場したあと教室で最後の通知表の受け渡し、担任の先生とのふれあう時間があります。外で送り出しまでの待ち合いの時間では、電子オルガンを中央に移動し体育館で在校生、保護者、地域、来賓の方向けに約20分程度のミニコンサートもさせて頂きました。皆さん、真剣に耳を傾けて鑑賞して下さりました。
卒業式での一番最初の電子オルガン演奏は、中学生時代です。文化祭の有志発表で電子オルガンコンサートをしてから、音楽の先生から在校生として卒業式の伴奏を電子オルガンで演奏してほしいという依頼があり、僕が卒業してからも数年は後輩が電子オルガンを演奏していました。思い返してみると、今も昔も自分のやっていることは変わっていないなと思いました。そして小中学校という義務教育の影響の大きさを感じ、そうした場で電子オルガンを演奏するということの責任や影響を改めて考えた次第です。
星ヶ丘学区の更なるご発展を祈念しております。本日は、誠におめでとうございました。
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冨岡久美子校長先生と
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