小牧市教育委員会文化振興課より先日のサンデーコンサートのアンケート集計結果を頂きました。コメント集計は、A4サイズ3枚裏表にビッチリでした。電子オルガンについて書かれたもので気になったのは、「電子オルガンが格好良かった!」というコメントでした。もちろん、僕の容姿について書かれた訳ではないでしょう。(爆)でも、電子オルガンの楽器としての見た目についてのみついて書かれた訳ではない気がする、、、。一般的に「エレクトーンって昭和な感じ」とか「音楽教室のおけいこ」というイメージで言われることがある電子オルガンですが、この「格好良い」という言葉の意味するところは、電子オルガン演奏の何かにキラメキ、輝きを感じて下さったということだと思うのです。他には「有料公演にするべきだ」という意見も数件ありました。楽器店や音楽教室、電子オルガン科のある音楽大学など以外で電子オルガンが演奏されるコンサートは、まだまだ少ないのですが一つ一つのコンサートで一人でも多くの人に電子オルガンの魅力が伝わるよう努力しなければと思うこの頃です。
電子楽器メーカーローランド創業者・梯郁太郎氏(公益法人ローランド芸術文化振興財団理事長)の著書「サンプルのない時代」では、「ハモンドオルガン」が「オルガン」という楽器名を使用することについて裁判が行われた歴史の記述があります。現在においてもアカデミックな音楽の世界では、まだまだ電子かアコースティックかという議論が根強くありますが、議論することそのものが社会一般の流れとかけ離れたものです。つまり端的にハッキリ言うと、社会を否定することを意味するのです。
梯郁太郎氏(中央)と松本医科歯科大学:金銅教授(右)と
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