周年事業音楽鑑賞会として電子オルガンコンサートを依頼されている市内某小学校から、全学年対象にした「演奏してほしい曲」のアンケート結果が届きました。
ショッキングだったのは、学年ごとの集計でしたが低学年、高学年を問わずボカロ曲が必ず1~3曲ほど上位にランクインされていることでした。(もちろん低学年だと妖怪ウォッチとか定番アニメソングもランクインです。)
ランクインされているボカロ曲には、とにかくハイテンポで歌詞の内容も僕にとっては「なんじゃこれは?!」というエキセントリックな曲もあります。
ボカロというと、僕の周りでは口に出さなくてもやや冷ややかな態度になったり、引かれるケースがあったり、一般的には、まだまだ一部のコミュニティでの人気、アンダーグラウンド、オタッキー、サブカルチャーなイメージだと認識していましたが、固定観念を持たない現在(いま)の子ども達にとってはスタンダード&クールなのだと認識しました。
ボカロの曲でなくても、リクエストにランクインしている曲は、歌詞テロップがないと歌詞が早すぎて聞き取れない楽曲も多数あり、楽曲の存在は知っているもののこれは自分には縁のない、ほど遠い世界だと避けてきたのを猛省したのでした。
自分の価値観をぶち壊された感じですが、音楽を提供する側の人間である以上、この現実を受け入れざる負えないないと感じています。トホホ、、、。
これまでにも周年行事、芸術鑑賞会、音楽鑑賞会など小学校でコンサートをさせて頂く機会を頂きましたが、全学年対象の場合、6年という児童の年齢の幅が大きいため選曲には悩みます。また、この学校では、新しい試みとして子どもが書いた歌詞に僕が曲を付けボカロ(初音ミク)に歌ってもらうというコーナーの要望もあります。時代の変化のスピードにオロオロしている自分がいます、、、、。
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