ありがとうございました。クレストンホテルで開催されたシャンソン・ポピュラー・タンゴ歌手なかにし陽子さんのクリスマスディナーショーでの演奏が無事終了しました。
イブの 24日に僕の自宅で最終リハをしたのですが、なかにしさんは「せっかくのクリスマス、夫婦でゆっくり過ごしたいだろうにごめんね~。私は、いつもクリスマスは仕事ばかりでゆっくり過ごしたことないのよ。」とお気遣い下さりました。
僕も思い返してみると、これまで何かとクリスマス関係でのイベントで演奏させて頂く機会を頂き、演奏の準備しながら、少しだけ夕飯を豪華にし、ささやかにクリスマス気分?を味わうというのがクリスマス時期の過ごし方でした。
音楽に携わるものとして、ゆっくり過ごせなくても、それはそれで幸せなことだと感謝しています。
ところでインターネットでクリスマスケーキについて気になる記事を読みました。
クリスマスケーキについての記事
すべてに当てはまるとは、思いませんが本来、楽しいイベントのはずなのに残念なことです。よく年賀状とかについては問題になりますが、クリスマスケーキやおせちなども、アルバイトの人達にまでノルマが課せられるという記事でした。
「今時、自爆営業なんて当たり前、世の中、そんなもんだよっ!(怒)」て言われそうですが、世知辛いと感じる僕なのでした。
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近年、「~の日」「~ディ」とかハロウィンなど年間イベントが毎月のように設定(制定?)され、限定商品やシーズンプレゼント商品が発売され、そうしたイベントの度に、こうした事例があると推察されます。
そう言えばバレンタインディも昔は、「女性から男性へ感謝や愛を伝える日」というイメージがありましたが、今や「友チョコ」「自分チョコ」とか「チョコレートの日」に名前変更した方が良いのでは?という感じですね。でも、もらえないと「評価が低いのかなあ?」と感じてしまう男性も少なくないはず。
TVでは、華やかで楽しいクリスマスを過ごす映像ばかりが流れますが、人それぞれ色々なクリスマスの楽しみ方や幸せの感じ方があるはずなので、多用な価値観を受け入れる社会であってほしいと思うのです。
つまり、誰かが「クリスマス=辛い」と感じるような社会ではいけないと感じるのです。
メーカーさんやアミューズメントパークさん、テレビ局さんをはじめ、企画側もご事情もあるとは思いますが、やり過ぎ注意だと思います、、、。
今回のディナーショーでは、僕が音楽を奏でても人のお腹を満たすことは出来ませんが、聴いて頂ける方に少しでも心に温かいぬくもりを届けられたらという思いで演奏させて頂きました。
なかにしさん、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
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