2014年11月24日月曜日

京都へ

連休最終日に京都へ行ってきました。閉校した小学校を改装して完成したという京都国際マンガミュージアムの8周年記念として開催された竹宮惠子先生と養老猛司先生の記念対談を聴講するためです。
 対談では、「こんな事を言うと怒られるかもしれないが、、、。」という前置きがありつつ、「女性は仕切りたがる。」「最近の学生は、男子が元気がない。」という性差についての話や、「マイノリティ(少数派)の問題を数で解決するのは、問題を感じる。」「よくニュースで農家などが後継がいないと嘆くシーンが報道されているが、言ってる本人が辞めないから(交代する気がないから)と思っていまう。職人の世界の例では、高齢の職人達の給料を下げることで、代わりに若い職人を雇うことができ成功した例もある。」「世代交代は親と子どもより孫とするほうが上手くいくのではないかと思う。」「マンガのツールとしての価値と可能性」「日本において右肩上がりの経済成長がどう考えても難しいのであれば、考え方そのものをシフトするべき。熱中できるものを見つけて人生を豊かに生きるのが良い。」など苦笑しつつも興味深い内容の対談でした。世代交代の問題は、高齢化が進む日本において実は、非常に深刻化している問題として様々な分野で言及されていますが、色々考えてしまいました。
 また、会場のマンガミュージアムには、膨大なマンガが所蔵されているのですが、その多くが手にとって自由に閲覧できます。人工芝のグラウンドに持って行って寝そべって読んでいたり、皆さんゆったりと自由な格好で読まれていている姿が印象的でした。きっと漫画好きには、たまらないでしょうね。また、修学旅行以来、久しぶりに宇治の世界遺産「平等院」も行ってきました。9月に「国宝平等院鳳凰堂平成修理」が竣工されたそうで、新しい感じでした。もちろん、紅葉も美しかったです。ですが、花より団子ならぬ紅葉より団子派の僕は、茶団子の誘惑に負け、茶団子を食べ歩きしたり、お茶屋さんに入り、抹茶とお饅頭を頂いてきました。夕食も好物の万願寺とうがらしをはじめ、海老芋、加茂なすなどの京野菜をた使ったボリュームもあるコスパが高いおばんざいやさんに入ることが出来、心もお腹も満たされました。帰り際には、京都駅の大きなクリスマスツリーの前で夫婦記念撮影もできました。天気にも恵まれ良い休日を過ごすことができ感謝しています。

京都国際マンガミュージアムについて






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