僕は、昨年、12月開催の織田信長公小牧山城築城450年小牧市民劇出演に向けて新作委嘱ということで、この合唱団創設者の長谷川隆彦先生の作詞による合唱曲「信長公によせて」の作曲を担当させて頂きました。合唱曲の作曲は、僕にとって初めてで不安でしたが指揮の宮田先生とキーの設定やハーモニーなど何度も協議をしながら作曲を進めたのが思い出されます。この曲は、詩の内容が市民劇や小牧山城築城450年のテーマにあっているということで、市民劇のテーマソングとしてエンディングにキャスト全員でも別アレンジで合唱した曲です。楽曲としては、ABA三部形式のシンプルな構成の楽曲ですが、途中で僕が普段使わないようなコード進行の部分があり、詩やメロディーに導かれ何かに突き動かされたような感覚に感動を覚えたことがあります。創作の神秘性を感じた瞬間でした。作編曲家の小塚憲二先生の素敵なオーケストラアレンジと中部フィルさんのダイナミックな伴奏による子ども達の生き生きとした合唱を舞台袖で聴いていましたが、心が洗われるような気持ちになりました。
今日の演奏会も手拍子が自然に沸き起こり、会場に来ている人達はきっと合唱の美しい響きに心癒されたことと思います。今後、更なるご活躍ご発展を祈念しております。
小牧少年少女合唱団ホームページ
↑合唱曲「信長公によせて」のライブ録音をYouTubeにアップしてみました。
<解説>
合唱曲「信長公によせて」(作詞:長谷川隆彦 作曲:安井正規)は、小牧少年少女合唱団が織田信長公 小牧山城築城450年記念市民劇第一部「愛のステージ」へ出演する為の委嘱作品である
↑キャスト全員による「信長公によせて」エンディングバージョン
↑市政だよりから。1:30〜から合唱の様子が紹介されています。
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