2015年11月17日火曜日

音楽製作

小牧戦国少女隊の新曲作・編曲作業が佳境です。
今回の楽曲は、メロディ→コーラス→ピアノ→ドラム→ベースといった流れで編曲し、今、ストリングス(弦楽器)とブラス(管楽器)のアレンジの作業を終えたところ。パートが増えてくると、思わぬところで音が濁ったりクラッシュしたりする部分が出てきます。理論上、NGでもあえてクラッシュ(音をぶつける)させ効果を出すこともあり、こればかりは経験や感覚だよりです。
よく電子楽器やパソコンで作曲しているとポンと押せば何でも機械やパソコンがやってくれるみたいな誤解もありますが、非常に地味な作業の連続です。
この新曲には、ロックンロールやツイストっぽいバンドテイストとブロードウェイミュージカル曲のようなオーケストラによる華麗な音楽という対照的な部分があり、そこを音楽的にどうやってグラデーションを付けていくか使用楽器の割当てや編成に工夫が必要です。
通常、1曲の中で全く違う楽器編成例えば今回のようなロックバンドからオーケストラといった編成に移行するアレンジは、リアルな編成だとサウンドや音響面で構築するのが難しいのですが、そこは現実では無理なことも可能にする電子楽器ならではのメリットを活かし、楽曲のイメージを優先した音作りを目指そうと思っています。
小牧戦国少女隊フェイスブックページ


小牧市民まつりでキャラクター「きっちゃん」「こまき山」とコラボする小牧戦国少女隊の皆さん。「こまき山」は新キャラクターだそうです。→こまき山について


演舞曲は、小牧山に住んでいるというキツネの吉五郎一族の伝説をイメージした「コングラッチュレーション〜小牧山のきつねたち〜」(作詞:西本美香 作曲:安井正規)です。

小牧戦国少女隊について




ベース音源の画面


ストリングスパートのパラメータ

2015年11月14日土曜日

リマスタリング?

来年のバトントワリング世界選手権大会出場するために以前作成したMD音源をCD音源に変換してほしいという依頼が来ました。僕のところには同じような依頼が時々来ます。音源を変換するだけでなく、録音が古く音が痩せている場合もあるので、音圧補正など各種加工を行ってからお渡ししています。今回の楽曲は、曲調に対して音がドライに感じたのでサンプリングリバーブ(残響を付加するエフェクト)で響きを加え、コンテスト用音源ということでマキシマイザー(音圧をコントロールエフェクト)で音圧を上げ、迫力を出しました。こういうのもリマスタリングというのか?「?」ですが、より良い音源を目指したつもりです。良い演技になるよう祈念しながら電子メールで音源を納品しました。

2015年11月11日水曜日

音楽と映像と照明のシンクロ

学校コンサート等、僕のソロコンサートの場合、音響、照明、映像、特殊効果のオペレート(操作)は、基本スタッフ一人で行っています。(昔は、演奏しながらやっていた時期もあります。)
例えば曲の盛り上がるところで映像と照明を同時に変化させたいといった場合、どうしても手が足りなくなります。また、同時操作でなくても操作の回数が増えれば複雑になり操作ミスのリスクも増えます。なので、「映像の操作が多い曲→照明操作を少なく」「照明操作の多い曲→映像操作を少なく」といった感じで、オペレーターの操作負担やミスへの心理的プレッシャーを和らげる工夫をしています。
欲張りな僕は、操作の回数や負担を軽減しながらも音楽と映像と照明をシンクロさせ、より演出効果を高めることはできないか?と模索していたところ、照明のDMX信号を映像送出機のMIDI信号に変換させるソフトがあることをインターネットで発見。
これで照明ソフトで一連のシーケンスを組んでポンと操作すれば照明の切り替えも映像出しも同時に出来るかも?とメーカーに問い合わせたところ、「現状それはできないのですが、開発に問い合わせしてみます。」との返答が、、、。
しかし、何とその次の日にソフトウェアをアップデートし出来るようにしてくれたのです!!早っ。(汗)
こんなに早いアップデート、いくらなんでも早過ぎでしょ!!!!と
僕も拍子抜けしました。
 早速、メーカーさんの電話サポートを受けながら試してみたところ出来ました〜!!
 これで、照明ソフトで事前に映像と照明をシンクロするようにプログラムを組み、本番当日は、曲に合わせて照明ソフトのボタンをポンと押せば映像も照明も完全にシンクロするステージが出来るかも?!
 まだまだ、現場で実用化するには乗り越えなければならないハードルがありますが、目指しているもの(手持ち機材を活用しながら簡単な操作で音と映像と照明と各種効果がシンクロするステージ)が実現できる一筋の光が見えた気がしてとても嬉しいです。

名古屋市立西築地小学校コンサート写真追加アップ!!

ご自宅がご近所ということでご夫妻で応援に来て下さった写真家の本田悦子さまより先日の西築地小学校100周年記念コンサートの写真データが届きましたので追加アップさせて頂きました。僕の学校コンサートは、会場照明を消灯し、スモークを入れ映像やムービングライトやレーザーなど演出照明を入れることが多く、通常、全体が暗くなったり、白抜けしたり、ブレブレになったりと写真撮影が非常に難しいのですが、さすがプロの技術ですね!!被写体はもちろん照明のラインもキレイに浮かんで、クッキリ、会場の雰囲気が伝わって来る写真を撮影して下さりました。
素晴らしい写真を本当にありがとうございました!!

写真家:本田悦子さま関連ページ1
写真家:本田悦子さま関連ページ2

 

2015年11月10日火曜日

音楽製作

このところ学校コンサートが続きその準備に追われ、後回しになって溜まっていた音楽製作の案件に取り組み中です。締め切りに間に合うか?不安です。部屋の掃除もしたいー!

2015年11月7日土曜日

西築地小学校創立100周年記念電子オルガン・コンサート終了!!

ありがとうございました。西築地小学校創立100周年記念式典コンサートが無事終了しました。
数ある周年行事の中でも100周年は、100年に1度しかない特別な節目であり、コンサートの依頼を受けた時から今回のイベントについて校長先生、教頭先生をはじめ職員の皆さんの並々ならぬ想いを伺っていました。
西築地学区は、打ち上げ花火大会が有名な名古屋みなと祭りの主催学区です。

コンサート最後の締めくくりとして皆で歌った「小さな世界~西築地小学校創立100周年スペシャルバージョン~」は、校歌をアレンジした祝典ファンファーレを演奏した後、3番はオリジナルの歌詞で合唱し、エンディングで、両側の大型スクリーンに打ち上げ花火大会のクライマックス映像を編集したものを再生しながら、「ミラクルウィング」という特殊効果機器でカモメやハートの形のスチロールペーパーを上空から多数降らせたり、普段の公演では掃除が大変なため使用しない紙吹雪も銀メタルテープの中にたくさん混ぜてエアーショットキャノン砲で発射させ、西築地100周年記念のオリジナル打ち上げ花火を演出しました。
スターマイン(連射連発花火)のように各種効果演出のオンパレード、畳み掛けでお祝いをさせて頂きました。
アンコールも頂き、約1時間20分の公演をさせて頂きました。作品展も同時開催されており、地域や来賓の方、保護者の方も多数ご鑑賞下さりました。
特殊効果をたくさん使用した公演では、搬入、設営、撤収が大変なのですが、たくさんの職員の皆さまがお手伝い下さり、スムーズに行うことができました。心より感謝申し上げます。西築地小学校、そして西築地学区の更なるご発展を心より祈念しております。
100周年、本当におめでとうございました。



エンディングの「みんなで歌おう!!」のコーナーの
様子をYouTubeにアップしてみました。
後半で会場の水銀灯が消灯、名古屋港の打ち上げ花火の映像が流れ
メタルテープや紙吹雪が飛び出します。































リクエストナンバーを演奏すると自分が演奏するモニター音が
聞こえにくくなるほど、会場から子ども達の大きな歌声が聞こえて
きました。









銀メタルテープの中に色々な色の紙吹雪をたくさん混ぜ<西築地小オリジナル打ち上げ花火>をを演出しました。
















エンディングで体育館上空から降らせたハート&カモメ型のスチーロールペーパー。

2015年10月31日土曜日

オリジナル曲「We are the stars.」歌ってみた動画をアップ!!



ボーカリスト:黒崎さやか様にオリジナル曲「We are the stars.」を歌って頂きました。
コーラスパートもご本人が歌って下さりました。歌の録音もご本人によるもので歌の音源データをメールして頂き僕がミックスしました。
黒崎さまには、もともとインスト(楽器演奏)用に作曲した音域が広く音程が難しい曲を前向きに取り組んで頂き心より感謝申し上げます。
以前よりこの楽曲の歌ってみた動画をアップしたかったので、とてもうれしく思っています。
ボーカリスト:黒崎さやか様のホームページ→https://sites.google.com/site/nequlainfo/profile