2022年7月3日日曜日

機材選定の基準

音響機材の一つ
デジタルステージボックス


日進月歩、技術の進歩は目覚ましく魅力的な機材が発売されています。
あくまでも自分は音楽家?であるという立ち位置を自覚し、
身の丈にあった事務所備品機材(楽器、音響照明機器、撮影映像機材、特殊効果機器etc.)の拡充、研究を進めているつもり??です。
一応、舞音響や照明が充分でない1000人クラスの体育館や講堂コンサートや中規模の野外イベントが何とか自前で出来る範囲を目指し、機材を揃えています。

事務所のホームページには備品レンタルもしていると記載してあり、これまでにもレンタル実績がありますが、これはビジネスというよりは機材のメンテや新たな備品購入の費用にできればという感じでやっています。

機材選びは、安かろう悪かろうではではダメですし、悩みます。備品は、必要に応じて買い足してきた感があり、企業案件や提供商品(ユーチューバーやブロガーに宣伝、レビューさせるアレ)を目指しているわけでものないので、特筆してこれまであまりブログで紹介してこなかったのですが、色々問い合わせを頂くこともあり、自分の機材選定の基準や動機についてまとめてみようと思います。

<機材選定の基準>
1、事務所で管理でき移動ができるコンパクトさ
2、最低限業務用途として使用できること
3、安定性とサポート体制と耐久性
4、汎用性と革新性
5、ワンオペや一般の人でも使用できる快適で簡便な操作性
6、移動する機材については設営が簡単であること
7、サブ機材についてはアウトレットや型落ち、中古品も視野に入れる

音響や照明といった舞台で使用する機材、レコーディングなどスタジオ用機材など音楽に関わる機材はたくさんあります。持ち運ぶ機材を守るカバーやケース、ラックだけでも数万とかザラです(汗)。

何でもその分野で一流メーカーのフラッグシップモデルは目が飛び出るほどの金額がしますね。

一つの例ですが、レコーディング用コンデンサーマイクはスタジオで使用するものですと、1本30万以上するものも普通にあります。しかし一般的な感覚で言えば、このような高級マイクを頑張って個人で購入しても室内使用だけでなく外に持ち運んで出張レコーディングに多用するという用途には、もし壊れたらとか盗難にあったらと考えて、ガツガツ使用するのをためらってしまうと思います。湿気対策にも気を使いますね。
お宝お蔵入りになってもいけないので僕の用途での選択肢としてはなしです。

またステレオ録音といってマイク2本立てて録音する場合もあり、同じマイク2本使うのが普通でさらに費用がかかります。(汗)
なのでそのような機材を使う場合は、専門業者さんへとお伝えすると思います。

餅は餅屋という言葉があるように専門業者の方々は、プロとしての豊富な知識と経験、高い技術を持ち、時に融資を受け数百万もする機材や大掛かりな設備に投資してしのぎを削っています。

僕はというと、「これだけスゴイ機材を持っていて他社とは違うから仕事をください」的なパフォーマンス、張り合いに走ることがないよう、時代やニーズにあったサービスが適正価格で提供(顧客満足度??)できるかという視点を持つよう心がけ、本当に必要かどうかなどを見極め、採算を考え(破産しないように)、オーバースペック、トゥーマッチでないか自制しながら節度をもって拡充しているつもりです。←あくまでも「つもり」です。

要するに衝動買いや趣味で買うことがないようにしています。年間に機材に使える予算はこれだけと自戒しながら。

もちろん失敗もありますが、中には十数年以上現役として活躍している機材も幾つかあり、元は取っているのかな??と自分に言い聞かせていますが、、、。あとは、一つ一つの機材ごとに費用対効果をイチイチ計算し割り出すというも大変で苦しくなるので機材ジャンルごとに使用期間や回数などトータルで考えるようにしていますね。


昨今の半導体不足もあり、悩むヒマなく決断しなくてならないこともあります。
衣装もそうですが欲しい時にすぐあるものばかりではないので、悩ましいです。
そんなこんなで機材選びは常にアンテナを張っている状態ですね。




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