ヤマハのミュージカル教材や音源を活用しつつ「オズの魔法使い」のその後という感じの創作ミュージカルでした。音楽教室の発表会という域を越え舞台として成立している内容でした。
僕は、北川先生からミュージカル公演最後にいつも歌えるようなテーマソングを作ってほしいと依頼を受け、ヤマハ音楽教室ミュージカルコースの子ども達が共同で作詞した歌詞に作曲して、今回初じめて聴かせて頂けるということでドキドキしていました。実は、「妥協はしたくないので、良い曲ができるのをいつまでも待っていますー!!」という北川先生の優しい言葉に甘えてしまい依頼を受けてから楽曲完成まで数年経ってしまいました。(正確には楽曲は出来ていたが、アレンジが遅れていた。)僕は、メロディー譜とアレンジしたカラオケ音源だけをお渡しし、もし余裕があればコーラスパートも自由に入れて下さいとお話していたのですが、何と三声のコーラスパートがバッチリ入っており、ビックリしました。また、そのコーラスアレンジが効いていましたね。何とそのコーラスアレンジは北川先生。(北川先生は、ピアノの先生でもあります。)
楽曲のタイトルは、「虹」。カーテンコール後に歌う曲として、僕の作った楽曲でせっかく盛り上がったステージのテンションがガクンと下がったらどうしようと、とても不安でしたが、しっかりとした発声でハッキリ歌詞も聞き取れ大事に歌ってくれていることがジーンと伝わり感動しました。もう一つビックリしたのは、仕込みからリハ、本番まで今日一日でこなされたということで、準備もさぞかし大変だったのではないかと推察されます。キャストの皆さんをはじめ、スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。
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