メール配信でダイアモンドホールスペースD(名古屋)で照明、音響機材展がやるというので行ってきました。このような機材展を名古屋でやるのは珍しいです。中でも特にLED系の照明の明るさが目に止まりました。僕が普段自分のコンサートで使用している照明ソフトのデモンストレーションもやっていて、スタッフの方に色々質問。丁寧に教えて下さりました。「そうそう!ムービングライトでこういう動きをさせたかったんだ!!」と以前からずっとやりたかった事が、実は自分の持っているソフトでも出来ることが判明。バージョンアップ情報なども聞けて短い時間でしたが大収穫でした。
また、テノール歌手で愛知県立芸大、名古屋芸大の井原義則先生のお宅に伺い歌って頂く自分のオリジナル曲のキー合わせや打ち合わせをしてきました。「テノールでは、このキー以下の音は頑張って歌うな。」と先生に指導を受けたエピソードやオーケストラとの共演について、歌詞のイントネーションとメロディの関係性、テノールの最もよく響く音域などアドバイス下さり早速、曲を修正。
僕のように鍵盤楽器でアレンジする人は、調性を決定する時、調の持つカラーや転調の都合(#系の調は、明るいとか♭系の調は落ち着いた感じとか。転調についても転調したことが悟られない自然な感じでとか意外性のある調へとか。)で決定することが多く、声楽のプロの方から歌手の立場の気持ちを伺えたのは、作曲する上でとても勉強になりました。
またヤマハからメール配信で「ポピュラーアレンジ講座」をやるということで名古屋市内の音楽大学へ。受講者は、高校生や大学生が多く僕も学生に戻ったような気持ちになりました。音楽指導者など広く一般向けの講座と思って受講しましたが、対象は電子オルガン学習者向けにコンクール対策も兼ねて話がされていました。「ポピュラーでは、理論をこういう言葉を使って説明するんだ。」と納得。「アレンジする際は楽譜にコードネームを書くことが重要!!」と講師の守屋純子先生がおっしゃていましたが、数年前に国立音大で受講した多くの歌手や芸能人のアレンジをてがけている武部聡先生の「ポピュラーアレンジ講座」でもコードネームの重要性について語られていたので印象的でした。
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