コンサートの打ち合わせでした。コンサート本番までには、様々な過程がありますが、その内容によって打ち合わせの内容も様々です。ただ演奏者として演奏内容や当日着る衣装についてだけ打ち合わせる簡単な場合もあれば、予算組みやスタッフの手配、照明、美術や演出、運営まで関わる場合もあります。音楽家というと、一般的に日常のほとんどを音楽のことだけ考えているとか採算や時間に無頓着なイメージを持たれる場合が多いのですが実際には、そのような音楽家の方が少ないのかもしれません。現在は、数年前と比べてもあらゆる意味でタイトだと思います。限られた予算の中で、限られた時間の中で、限られた人員の中でと様々な制約の中でより良いステージにするためにはどうすべきか音楽家も考えなくてはならないのです。それは、単に事業仕分けのように必要であるものとそうでないものを討議するということでなく、これまでのやり方を見直し時代に合った音楽活動のあり方を模索して行かなければならないのでは?と考えています。
写真は、打ち合わせをした青少年文化センターのあるナディアパークアトリウムから。
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