2009年11月9日月曜日

日本電子キーボード学会

昨日は、朝5時に起きて文教大学で日本電子キーボード学会の全国大会があり行ってきました。パネルディスカッションでは、電子楽器のモデルチェンジについてメーカーや演奏者、指導者の立場から様々な討議がされました。僕も現役の立場から、電子楽器のモデルチェンジの一般ユーザーの反応について自分の受けた率直な印象を発表し、今まで電子鍵盤楽器の操作性の規格化についてメーカーサイドは、どのような対応をされてきたのか質問してきました。実は、例えば学校などに高価で多機能な電子ピアノをはじめとする電子鍵盤楽器が納品されていても、その操作は電源を入れるだけに終始し残念ながら搭載されている機能のほとんどが使われていないという実態があるのです。メーカーが一生懸命新機能や技術を開発し製品を世に送り出しても、大部分のユーザーが一般的に電子楽器の操作性について難解であると感じているような気がします。僕個人としては、電子鍵盤楽器もパソコン(WindowsやMac)のように最大公約数的に操作性が統一された上で、各社の独自性を発揮でき
るようモデルチェンジが行われればもっと大学やヘビーユーザーという層だけではなく社会に広く浸透し、あらゆるマーケットを開拓していけれるような気がするのですが、、、。

0 件のコメント:

コメントを投稿