2014年9月12日金曜日

おさらい

今日は、シンセサイザーレッスン日でした。レッスンといっても、僕が教えるのではなく僕が習いに行っています。以前のブログでも書いたのですが、僕はシンセサイザーの音作りが苦手で、いつも既成のプリセットを呼び出して手直しして使っているだけだったからです。PCの入れ替えを機にシンセサイザーの音作りの基礎基本を勉強するため体験レッスンを受講し、教室に通うことを決めました。
この歳になると柔軟さがなくなり頑固さが出たり、覚えに自信がなくなったりと不安がつきまといますが、とにかくあれこれ考えず、まずはやってみようと思っています。

 「電子オルガンとシンセサイザーと音の作り方って違うの?」と思われる方も多くみえるので少し説明します。

電子オルガンは、もともとパイプオルガンが起源の楽器で開発のアイデアもパイプオルガンが元になっています。音作りの基本的な考え方も、オルガンに準じており楽器に搭載されている音を重ね合わせて音色を作ります。例えば、ピアノの音と鉄琴の音を重ねてキラキラしたカワイイ音を作る、フルートとオーボエの音を重ねて合奏しているような音を作るといった感じです。材料を組み合わせ料理したり色々なスパイスを調合して味付けするイメージでしょうか。 これに対してシンセサイザーは、 音そのものを構成する波形を変化させて音を作るというのが基本的なコンセプトです。料理で使う素材そのものを一から作るというイメージでしょうか。もっと言うと掛け合わせて新しい品種の野菜や果物を作るといった感じに近いかもしれません。

うーん、例えがイマイチでしょうか、、、、。

絵でいうと、電子オルガンの音作りは絵の具を混ぜて色をつくるような感じでシンセサイザーの音作りは、その絵の具そのものを顔料から選び調合して作るイメージです。音の色と書いて音色(おんしょく・ねいろ)と言いますが、なるほどですね。音色の配置やバランスがよい音楽のことを「色彩豊かな音楽」と表現しますが、電子楽器の大きな魅力は、何と言ってもオリジナルな音を作り、独創的な世界を表現(作曲・演奏)することにあります。僕もいつかは自分の思い描いた通りの音世界を作れたらいいなと思っています。

 今日のレッスンでは、どのシンセにも搭載されている基本的な波形の特徴や難解で複雑そうなシンセサイザーのレイアウトをとてもわかりやすく教えて頂きました。これから今日のレッスンで習ったことを、自宅で復習です。

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↑無料配布されているバーチャルシンセ「nord rack」


















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