2017年3月14日火曜日

レコーディング&写真展

名古屋学芸大学准教授;大島光代先生から大学のゼミの研究で使用するオリジナル曲の補作・アレンジとレコーディングのご依頼があり、今日はそのレコーディングを僕の事務所で行いました。

  曲は、大島先生が作詞・作曲された「みどりの森」という曲で、歌ってくださったのは、大島先生のゼミで学んでみえる名古屋学芸大学の学生の皆さんです。 学業にサークル活動にバイトにと忙しい日々を送ってみえる中、スケジュールを調整し、お集まり頂き事務所にお越しくださいました。

 今回は、メロディラインや歌詞は全く違いますが、人気アニメ初代ドラゴンボールのエンディングの名曲「ロマンティックをあげるよ」風にアレンジしてみました。皆さん、事前によく練習してくださりサクサクレコーディングが進みました。
 大島先生からは、「素晴らしい出来栄え!!嬉しいです!!」と喜んで頂け、微力ながら、お役に立て嬉しく思いました。(大島先生には、以前にもハンデキャップを持つ子どもための体操音楽の制作の依頼を頂いています。)

 近年、レコーディング出来る環境は、カラオケルームでも気軽に録音出来るシステムがあったり、逆に海外に多くあるオーケストラも一発録音出来るような大型超高級スタジオ、レコード会社併設のスタジオ、ラージモニターや大型アナログミキサー、ビンテージエフェクターなどハイクオリティ機材やレア機材の設備、高級マイクを売りにしたスタジオ、バンドに特化した専門スタジオなど用途に応じて本当にたくさんのラインナップがあります。

 商品として流通されるCDが必ずしも大規模なスタジオで収録されているかというとそういう訳でもなく、海外のアーティストがマンションやホテルの一室でノートパソコン一台で音楽製作を行いミリオンセラーの楽曲が生まれたりすることもあり、興味深いところですね。
 また、最終調整のマスタリングのみスタジオのエンジニアにお願いする、カラオケ音源をギタリスト、ベーシスト、ドラマーなど宅録環境のあるミュージシャンに送り、パート音源を返送してもらうというような分業や組み合わせで音楽制作を行う事例も多くなっているようです。              
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*参考ページもご覧くださいAKBサウンドを編み出す、DTM現場に潜入!!
 
 もちろん、昔ながらのスタジオ1発録音ならではのアンサンブルやセッションの臨場感や一体感を好むアーティスト、プロデューサーさんもいらっしゃいます。 

こうした時代の流れの中で、僕の事務所の場合は、あくまでプライヴェートスタジオ、宅録の範囲ですが、僕が音楽家とエンジニアを兼任しているところにバリュー(価値)を見出し、ご依頼を頂いているように感じます。
具体的には、打ち込みやアレンジも僕が行い、ディレクション・レコーディングをさせて頂くスタイルです。
 日進月歩で進化するテクノロジーとともに変容する音楽制作分野ですが、先進のサービスをご提供できるよう日々、研究を続けております。

  僕の事務所のレコーディング業務は、今回のご依頼のように大学や各種学校、教育機関からのご依頼をはじめ、官公庁のイベント・催事やどまつり入賞曲など「よさこいソーラン曲」やオリジナルCD製作、各種デモ、ご当地アイドル曲、演劇やミュージカルなどの舞台作品、ラジオ用楽曲での歌入れ、ナレーション及び楽器のマイク録音など様々な実績がございます。また、作編曲家の見地からのより効果的な音楽構成編集アドバイスをさせて頂いたり、MS処理、多重クロスフェードや各種エフェクトを用いた編集作業やモックアップ(試作・サンプル製作)にも対応しており、こちらもご好評頂いております。

料金体系については、作業量に比例するため何分いくらということは言えないのですが、基本的にご予算をまず御提示頂き、その範囲で作業量を調整し、見積もりを算出、対応させて頂くシステムなっています。
このシステムは、明朗会計で良心的だとご好評頂いております。
 ただ、僕一人で業務を行っているため、発注が重なり対応できない場合もございます。レコーディングや音楽製作のご依頼のご相談はお早めにお願い致します。(今日も別件で音楽制作の発注があり、余裕があるか納期の確認をさせて頂きました。)

 このレコーディングの仕事を終え、いつも僕の活動を応援して下さっている写真家:本田悦子さんが所属し出展されている「蜂須賀秀紀とサークルBEE22」写真展に伺ってきました。
本田さんは、写真家の活動とともにサークルの事務局もされ、お忙しい日々を送ってみえます。今回の写真展もほとんど毎日にいらっしゃったそうです。「いつも、あなたのブログを見ているわよ!!!」とお元気そうでした。

 作品を拝見させて頂きましたが、デジタルカメラが主流の時代にあえてフィルム写真の時の色にこだわり、焼きにも特別な紙を使用されているとの事、まるで日本画のようなテクスチャーとマットで美しく深いブルーの仕上がりの写真に魅了されました。
写真誌「フォトコン1月号」「フォトコン別冊」にも本田さんが掲載されていて、見せて頂きました。僕のブログにも記事の写真を掲載させて頂きます。

大島先生、本田さんの今後益々のご活躍を心より祈念しております!!
大島光代先生のゼミの皆さんと。(大島先生は右から二番目)



レコーディングの様子
  ドラゴボールの名曲「ロマンティックをあげるよ」

写真家:本田悦子さんと

「写真サークルBEE22」事務局の皆さん。


本田さんの記事

ギャラリーの仕込みや受付業務やもされている本田さん。

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