2011年10月16日日曜日

映画「はやぶさ」を観て


映画「はやぶさ」を観てきました。夏に科学館で「はやぶさ」講演会を聴講していましたが映像になると、まるで自分がそこにいて一喜一憂している感覚にとらわれました。映画の中で糸川先生は「失敗」という言葉を使わず「成果」とおっしゃったというエピソードや「はやぶさ」プロジェクト途中で解雇された臨時職員の科学者が「雌伏(しふく)」という言葉を仲間に言い放ったシーンなど終わりのみえない研究に人知れず情熱を注ぎ努力と忍耐を続け葛藤する科学者の世界を描いていました。美しい地球、そして解明するにはあまりにも広大すぎる宇宙。つい目先の結果や数字をばかり追ってしまう社会への警鐘にも思えました。

0 件のコメント:

コメントを投稿